【祝辞・謝辞】結婚式披露宴のスピーチ&挨拶文例やマナー

結婚式の披露宴では主賓、友人代表、新郎など様々な立場の人が祝辞や謝辞を行います。披露宴では話す内容によって場の雰囲気が大きく左右されることもありますので、話し手の責任は重大です。

感動的なスピーチで会場全体の祝福ムードが一気に高まることもあれば、場違いな内容の話やマナーを無視した挨拶で式の雰囲気を台無しにしてしまうこともありますので、スピーチを任された時は相応の準備や心構えが必要です。

まずは一般的な文例を参考にしながら基本的な流れを抑え、余裕があれば自分なりのオリジナリティーやユーモアを交えると、完成度の高いスピーチに仕上げることができるはずです。結婚式の前に役立つスピーチ&挨拶の文例とマナーをご紹介します。

結婚式の挨拶では言葉選びが重要

一生に一度の結婚式、お招きする人もお招きされる人も、マナーをわきまえる必要があります。結婚式ではウエルカムスピーチや親族代表挨拶、主賓挨拶や乾杯などスピーチの場が多くあります。そういう皆さんは特に言葉に気を付けなければいけません。

お祝いの席では、縁起が悪いため絶対に使ってはいけない忌み言葉というものがあります。別れる・離れる・切るなど離婚を連想してしまうものは避けましょう。次に同じ言葉を重ねて使う、重ね言葉も再婚を連想させてしまうため使わないように。度々・わざわざ・色々・重ね重ねなどがあげられます。

不幸を連想させてしまうものもいけません。無くす・終わる・冷えるなど。普段の生活で何気なく使うものばかりですが、忌み言葉というのは意外に多いものです。お祝いの場では避けるべきなので気を付けましょう。

このような言葉を使いたいときには、他の表現に言い変えれば問題ありません。よく使うのは、最後にという締めの言葉です。これは結びに、というように言い変えましょう。冠婚葬祭の場では沢山のマナーがありますが、その中でも言葉選びはとても重要です。スピーチ原稿は早めに用意し、間違いがないことをしっかり確認してください。

結婚式のゲストの中で最初に行う大切な挨拶

結婚式にはゲストの挨拶が付き物ですが、その中でも最もメインの挨拶となるのが主賓です。これはゲスト側が行う最初のスピーチで、この内容によって披露宴全体の雰囲気が大きく変わるので、とても大切な役割を担っています。

そんな主賓の流れは最初に自己紹介からスタートします。自分の名前と立場に加えて新郎新婦との関係性も含めて自己紹介となります。例としては「只今ご紹介にあずかりました。新郎○○君の勤務先の上司に当たります○○と申します。」などと挨拶しましょう。

次に祝辞ですが、これは新郎新婦両家への祝辞を表します。また、年配者や自分より地位の高い人に対して一言断りを入れると良いでしょう。その後で新郎の仕事ぶりや人柄など具体的なエピソードへと繋げていきます。

新郎の仕事ぶりや人物紹介では、自分との関係性を交えながら普段の仕事の様子や人物について紹介していくのですが、この時に会社の説明を長々としてしまうと時間がオーバーする恐れがあるので、なるべく簡潔に紹介して新郎とのエピソードをメインにスピーチします。

その後ははなむけの言葉で新郎新婦を励まして勇気づける言葉を贈ります。金言や名言・ことわざ・書物などの一節から取り上げることも多いです。そして、最後に結びの言葉を述べて結べば主賓は終了です。

挨拶の内容と話す長さ

結婚式では、主賓として招待される人がいますが、主には会社の上司や学生時代の恩師などを主賓として招待する人が多いでしょう。主賓として招待された場合には、結婚式で挨拶をお願いされることも多いですので、依頼をされた場合には結婚式の前半で挨拶をするようになります。

主賓が行う挨拶内容は、上司から見た仕事ぶりなどを話すようになりますが、出来るだけ新郎新婦の株が上がるようなエピソードがいいでしょう。笑いを狙おうと思って失敗したエピソードなどを交えてもいいですが、失敗した部分だけで話が終わらないようにしなくてはなりません。

それでは新郎新婦の株を下げただけで終わってしまいますので、そこからどう持ち直したか、どう今につながっているのかを交えて話すようにしましょう。挨拶をする時には、ついつい長く話してしまう人もいますが、あまり長くなり過ぎないようにしなくてはなりません。

あまりにも長く話してしまうと、結婚式が始まって早々に疲れてしまいますので、長すぎる挨拶は避けましょう。目安としては3分くらいにとどめるようにしておけば、出席者も話に耳を傾けやすいですし、疲れたと思わせる事もありませんので、気をつけておきましょう。

友人代表としての挨拶を行う流れ

結婚式を進行していく中では、いろんな人が挨拶をしながら進められていくようになりますが、友人代表としての挨拶も含まれてきます。友人代表としての挨拶を頼まれた場合、喜んで引き受けてあげるといいでしょう。どのような内容にするのがいいかですが、あまり堅苦しくなりすぎないようにしなくてはなりません。

親族や会社の人が行う挨拶は堅苦しいものになりますので、友人代表まで堅苦しくなってしまっては結婚式が重苦しいものになってもいけないからです。あまり堅苦しくならずに、笑いが起きるようなエピソードも交えながらスピーチをすると場の雰囲気が和やかになります。

まずは、新郎新婦の両親や親族に向けて祝福の言葉で気持ちを表してから始めていくようになります。次に行うのは新郎新婦との間柄について自己紹介をしていきましょう。会場にいる人からしてみると、誰かわからない人がスピーチをするよりも、きちんと自己紹介をしてくれた方が話に入り込みやすくなるからです。

そして、新郎新婦との思い出のエピソードを披露していくといいでしょう。最後のまとめとして、新郎新婦へのメッセージを添えておけばいいですので、全体的にまとまりのある言葉を考えて話すようにする事です。

結婚式での同僚としてのスピーチ

結婚式で同僚としてスピーチを依頼された場合には、他にどのような立場の人がスピーチをするのかを確認して内容を決めるのがポイントになります。友人が多い結婚式であれば職場での様子を話すなど、他の人と同じような内容にならないように気を付けましょう。

また、新郎や新婦の人柄やエピソードなどは、たくさん紹介したくなりますが、あれもこれもと詰め込まずにコンパクトにまとめることが大事です。スピーチの構成は、はじめに祝福の言葉を述べ新郎新婦と両家の親族への祝福の気持ちを表します。次に、自分の名前や、新郎が同僚の場合には新郎との関係について自己紹介をします。

新郎の会社での様子やエピソードなどから、新郎新婦へのメッセージを贈ります。スピーチには「終わる」「切る」「切れる」などの忌み言葉や、笑わせようと暴露話や下品な言葉を使うと、結婚式の場がしらけてしまうこともあるので注意が必要です。

一般的にはスピーチは3分程度が目安となります。原稿を読みながらスピーチすることは恥ずかしいことではありません。スピーチの構成ができたならば、内容をチェックしながら練習すると良いでしょう。結婚式では、同僚のスピーチは場が和んだり盛り上がったりします。主役である新郎新婦の門出に相応しいスピーチを心がけましょう。

上司の挨拶は人柄を伝えることが大切です

部下の結婚式で新郎や新婦の上司として招待され、挨拶を頼まれて断り切れずに悩んでしまう人は少なくないのではないでしょうか。上司という立場上スピーチは苦手だなんてとても部下には言えず、失敗するわけにもいかずさすがと思わせなければなりませんよね。

結婚式で上司として挨拶する場合、まず自己紹介をして祝辞を述べ僭越の陳謝をした後、日頃の仕事ぶりや人物紹介、ふたりにまつわるエピソードを話すのが通例です。最後に新郎新婦へのメッセージを伝え、結びの言葉で締めくくるのを5分程度にまとめるようにします。

上司の挨拶というと何となく堅苦しい雰囲気になりがちで、上から目線で金言や格言めいた話をする人がいます。年長者からのお説教じみたアドバイスは、周りで聞いている他のゲストにとって苦痛の時間になりかねません。ゲストが聞きたいのは新郎新婦自身の話で会社の話ではないので、会社説明は簡単にして新郎新婦のエピソードが中心になるように心がけることです。

人生の先輩としてお祝いのメッセージを伝えるスタンスが基本になりますが、新郎新婦の人柄がゲストに伝わるようなエピソードを選ぶようにしましょう。普段は厳しく指導する立場にあってもこの日ばかりはお説教のようにならないように気をつけ、上司だからこそ知っている良いところを伝えてあげることですね。

ウェルカムスピーチで取り入れたい言葉

新郎新婦からのウェルカムスピーチは結婚式の中でもかなり重要なポイントとなります。これから新しい生活に進んでいく2人の決意表明であったり、祝ってくれた方々への感謝の意を示す意味合いであったりと、取り入れたい事柄は多くあるものです。

新郎が代表して行うパターン、新婦が代表して行うパターン、交互に行うパターンなど、最近は画一されたしきたりというものがあまり見られなくなってきている傾向にありますので、自分たちが考えた方法で問題ありません。大切なのはその挨拶の中で触れる言葉となります。

最初には、祝福のために会場に足を運んでいただいた方々への感謝を示す言葉が良いでしょう。堅苦しすぎるものではなく、自分たちなりの言葉でありがとうを伝えるという気持ちが大切です。結婚に至った経緯は別に紹介される場がありますのでごく簡単に済ませ、どのような家庭を築きたいかという決意をしっかりと伝えるということは挨拶の中に入れることが望ましいでしょう。

そしてそれぞれの両親に対する感謝の気持ちを込めた言葉も忘れないようにしたいものです。新婦が結婚式の最後に両親への手紙を読み上げるという演出がある場合には、ウェルカムスピーチは短く簡単に、気持ちのよい挨拶程度に留めるのが好印象となります。

結婚式披露宴での親族の挨拶の流れとコツ

結婚式披露宴での親族の挨拶はあまり感傷的にならず、できるだけ簡潔にまとめる方が良いです。スピーチの流れとしては、自己紹介を行い新郎新婦との関係を簡単に述べてから、列席者へのお礼を伝えましょう。親族の挨拶は列席者へのお礼が中心になるといっても過言ではありません。ここで、臨席や祝辞などに対する感謝の気持ちを述べます。

次にはなむけですが、短い和やかなエピソードがあれば触れるのも良いですし、親族を代表してこの結婚を親族一同が喜んでいることを表現しましょう。そして結びの言葉として、新しい夫婦となる二人を温かく見守り、今後の指導や支援を列席者にお願いします。さらに今一度、列席者に感謝の気持ちを伝えて結びの言葉とします。

結婚式披露宴の親族の挨拶を成功させるコツは、所要時間は3分くらいを目安にすることです。原稿用紙で例えると3枚分ほどが丁度良いです。

親族の挨拶は結婚式披露宴が終盤に近づく頃になる場合が多いので、しんみりと涙を誘う挨拶を長々とするよりも、親族代表としてしっかりとした口調で簡潔に務め上げると印象が良いです。お祝いの席なので、あまりに堅過ぎる必要はなく、新郎や新婦とのエピソードでちょっとした笑いを添えると完璧です。

心に響く新郎の挨拶

結婚式の最後の締めくくりは新郎の謝辞という挨拶になります。忘れてはいけないことは参加してくださった方々への感謝の気持ちです。会社の同僚や先輩、そして上司の方も来てくださっているということ、両親や親戚の方にも感謝が伝わる様にすることです。

スピーチは長くならない様に配慮することです。通常は2分から3分程度で収まる様に内容を考えておきます。自分の身内よりも会社の人や友人などに感謝の言葉をまず述べること、そして親戚や両親といったことになります。

すでに入籍をしているならその内容を伝えておくことが大切です。そして今後の結婚生活について抱負を述べるということで、皆さんのおかげで自分がここまで成長することができたということであり、今後も迷惑をかけることがあるかもしれないけれども皆さんに教えてもらいながら、一家を支えていくということを伝えることが必要となります。

気をつけておくマナーとしては別れを連想させる様な言葉や、不幸や不吉なことは言わないということ、恋愛話などに触れる必要もなく、自分の自慢話などはしないということです。締めの言葉になるため砕けすぎた内容や冗談は言わずに温かい家庭を築いていくということで締めくくります。

二次会の挨拶は気楽な感じで挑みましょう

結婚式の新郎新婦の挨拶と言うと何となく堅苦しい感じがありますが、二次会の場合は少しくらいくだけた感じで話しても良いのではないでしょうか。二次会は結婚式と違ってカジュアルな雰囲気があるので、挨拶は結婚式のように気張る必要はありません。

いつもの自分らしく話すのが一番なので、二次会で新郎新婦が挨拶する時は固くなりすぎないよう注意して楽に話すようにしましょう。その場を盛り上げるようなコメントを付け加えることができればなお良いのですが、緊張するので無理は禁物ですよ。二次会での新郎新婦の挨拶は、まずゲストにお礼の言葉を述べて来ていただいた人に対して感謝の気持ちを表すようにします。

次に今後の抱負として、新しいスタートを切る二人の未来について話すようにすると良いでしょう。あまりダラダラと話すと締まらなくなるので、全体を通して1、2分程度におさめることですね。一番重要なのは参加してくれたゲストに対して感謝の気持ちを述べることなのですが、あまり固くなりすぎると二次会の雰囲気と合わなくなってしまうことがあります。

今の自分があるのは周りにいてくれた人達のお陰だと伝え、その人たちに感謝の意を込めて今日は楽しく飲もうとライトな感じで挨拶すると良いですよ。気持ちを楽に持って簡単な感じで感謝の気持ちを伝えるのがポイントです。