そのままでも送れる!結婚式の招待状のパターン別文例集

結婚式が決まったらまず送らなくてはならないものがあります。それは招待状です。最近は身内だけで行うことも増えてきていますが、会社の人や友人を巻き込んで結婚式を行う場合はしっかりとした招待状を送るようにしましょう。ただ、注意してもらいたいのはただ結婚式場と開催日時を書き込めば終わりというわけではないことです。

せっかく貴重な休みを使って来てもらうのですから、相手を気遣うような思いやりのある招待状を作る必要性があります。今回は招待状の文例を交えて、どのような書き方をすればいいのかまとめました。わかりにくい晩酌人の有無についても書いてあるので参考にしてみてください。これを見れば誰に見せてもおかしくない招待状が書けるでしょう。

結婚式招待状の文例

招待状は、あいさつの言葉である「頭語」から始まり、締めの言葉である「結語」で締めます。頭語と結語には、拝啓と敬具といったように決められた組み合わせがあります。結語の文字の間を一文字あけると、末広がりとされ縁起が良いとされています。頭語のあとは、季節のあいさつから始まります。結婚式の招待状を出す時期の「時候の挨拶」を選ぶことがポイントです。

時候の挨拶のあとには、本文が入ります。ここからが本題となります。挙式及び披露宴への招待を伝える内容となります。本文が終わり、結語で締めた後に招待状の差出日を入れます。招待状を投函する月を入れ、日にちは吉日としておきましょう。差出人は、新郎新婦本にか新郎新婦の両親とすることが一般的です。両家の両親と相談して決めることが望ましいです。

差出日・差出人の後に、挙式と披露宴の日時、開催場所を案内します。開催場所となる結婚式場などの住所や電話番号も明記しておきます。この際、注意するべき点があります。

一部の招待者に挙式から参加してもらい、そのほかの招待者は披露宴からの参加を案内する場合には、本文には挙式のことは書かず、挙式から参加を案内する招待者のみに挙式を案内するメッセージカードを同封することがマナーとしては最適です。招待状の返信の期日は、1か月前までにはもらえるように設定しておきましょう。

主賓は結婚式に招待しよう

結婚式では新郎新婦両方の主賓の挨拶があることが多いです。主賓は一般的にそれぞれの会社の上司で、当日式に出る人の中で一番役職が高い人になります。主賓は結婚式の中でも大切な挨拶をしていただくので、基本的にこちらから出席のお願いをし、受付で御礼をお渡しします。この御礼は一般的には1万円から2万円ぐらいと言われています。

その方からもご祝儀を頂くので7万円以上の金額が予想される場合には1万円ではなく2万円包むのがいいでしょう。また、主賓を遠方からご招待する場合には交通費もお渡ししましょう。交通費は5000円以上かかる場所の場合お渡しすることが多いです。

他のゲストであれば半額から全額のお渡しになりますが、主賓は全額お渡しするかあらかじめ新幹線や飛行機などのチケットを招待状と一緒にお渡ししましょう。主賓の方にはあくまでもこちらからお願いしてご出席頂くという意識を忘れてはいけません。

例え普段仲良くして頂いている上司であったとしても、本来の関係性を見直して気配りをするようにしましょう。主賓として来られる方は自分の結婚式だけでなく、これまでに何度も主賓として出られていることも多いので、比較されても謙遜ないようにするのがおすすめです。

事前に主賓に対して結婚式への出席をお願いする

結婚式における主賓は招待客の中で一番トップになるような人物です。主賓の役目は招待客を代表して祝辞を述べるなどがあり、絶対に欠かすことができない存在です。こうした人物の選定は新郎新婦にとって重要な人物をあてがうことが一般的であり、社会的地位の高い人などが務めることもあります。

新郎新婦がそれぞれに主賓を招くケースも考えられ、事前に結婚式への出席をお願いする必要があります。一般的には会社の上司にお願いすることが多く、慣例として誰が主賓になるのかが最初から決まっている会社もあるためそのあたりは楽です。

依頼する際は結婚報告の他に出席をお願いしてそれを承諾してもらうことや主賓として出席をお願いするなど、早い時期にすべてを終わらせる必要があります。招待状は後日送るものの、事前に承諾してもらうことで結婚式の準備が進めやすくなります。

主賓である以上、礼節を尽くすことは当たり前でありできるだけ直接会うことが大事です。会社の上司などはそうした心配はないですが、例えば恩師を招待する際にできれば休みの日を利用して直接会っておきたいところです。そしてお願いする際は頭を下げて熱意をこめることが主賓を受け入れてくれるポイントです。

一人で呼ぶゲストに対して

出席を躊躇されない為の配慮とは?

結婚式に招きたいゲストの中には、新郎または新婦とは親しい間柄でも他のゲストとは全く交流が無くお一人でのご出席になられる方がいるかもしれません。そのような深い間柄であれば問題はありませんが、交流関係があるもののそれ程深い間柄でない場合には、他の出席者の検討も付かないし、会場から遠いところに住んでいたりすれば尚出席を躊躇する場合があります。そこで、招待状を送る際にその方と近しい関係の方が来られる事などをお知らせする、または旅費や交通費に関しての配慮を伝えるなどしてご出席を促しましょう。

ご招待にあたっての文例

お一人でのご出席に躊躇されそうなゲストに対して、その方の近しい人のご招待を伝える文例として、「(ゲスト名)様のご出身大学のサークルメンバーの方もお呼びしており、同テーブルでのご案内を予定しております。是非ご出席して頂きご歓談かたがた私どもの旅立ちをお見守りして頂ければ幸いです。」と言うような表現をすると良いでしょう。

また、旅費や交通費の御心配等はなさらないように、新郎新婦側が負担する事を伝える文面を用いても良いです。どたらにしても、締めくくりの文章には是非ご出席して頂きたいという強い思いが感じられるようにという事や招待状を送る方に是非お会いしたい旨をお伝えしましょう。

媒酌人がいる招待状は必ず名前を明記しましょう

結婚式の招待状を送る場合、親族や職場の上司、同僚や友人など送る相手によって内容は変わりますが、媒酌人の有無だけでも内容が変わることを知らない人は多いのではないでしょうか。招待状は同じ内容を色々な立場の人に送るフォーマルなイメージが強いですが、必要な情報がきちんと盛り込まれていなくてはいけません。

媒酌人有りの場合の招待状は、媒酌して頂くご夫婦の名前を明記し、お陰で婚約が整って結婚式を挙げることができるようになった経緯を記します。ご夫妻のご媒酌によりという文言入ることで格式が上がり、後はマナーにのっとった内容になります。媒酌人がいる場合のポイントは、必ずお世話になる人の名前を忘れずに正しく記入することです。

一方媒酌人無しの場合は、婚約が整って無事式を挙げることとなり、ご懇情を賜りたく披露かたがた粗餐を差し上げたいと存じますと案内する普通のスタイルになります。

ただ注意が必要なのは、媒酌人がいない結婚式の招待状の場合は文中に婚約中の二人が結婚式を行なうという内容を入れるようにします。媒酌人なしでもフォーマルな結婚式であることに変わりはないので、幅広い年齢層に送る招待状であることを考慮して内容がくだけすぎないように配慮することですね。

教会式の結婚式の招待状

結婚式を行う場所として教会を選んだ場合、一般的に和の結婚式よりも多くの人数が会場に入れるということも多いため、親族だけでなくお友達や職場の人など広い範囲で挙式から参加してもらうこともあります。その際には、招待状とは別に小さな紙に挙式からの参加をお願いする旨を記入した手紙を入れることになります。

文例としては、「挙式からのご参列を賜りたく何時にどこへお越しください」と記入するのが一般的ですが、突然入っていればびっくりされてしまうこともあります。

挙式というと、両家の親族だけが集まって行い、その後にお友達やお世話になった人などを含めて披露宴でお披露目をするというのが一般的となっているため、挙式からの参加となると間違って自分にメモが入ってしまったのではないかと不安に感じられてしまうこともあります。

招待状を出す前に、まずは相手に挙式にも参列して欲しいという相談をし、相手に承諾を得てから確認の意味で招待状にメモを入れるという形であれば安心です。その場合には、自分からだけでなく新郎新婦とその両親も含めて送った招待状となるので、親しい友人であってもマナーを守った正しい文章や文例で書くことは欠かせません。

人前結婚式の招待状

格式にとらわれない形式

人前結婚式の場合には、主催者側のオリジナリティ要素が強いことが多いです。したがって、招待状もそれ程格式にこだわる必要がないという見解もあります。

ただ、記載内容としては、しっかり当日の情報を盛り込むということは基本です。文章の流れは、はじめに季節の話題を含めたご挨拶をした後に式を挙げる事や披露宴等の開催をお伝えします。そして最後にご出席のお願いで締めくくります。

招待状の文例

人前結婚式の招待状に関し、文章の流れの一例として冒頭の挨拶後「さて、この度結婚することになりましたことご報告させていただくとともに、日頃お世話になっている皆様方にこれから二人で歩む決意表明のご証人になっていただきたく、人前で式を行うことにさせていただきました。

挙式後は、ささやかながら披露宴を催したいと存じます。ご多用中大変恐縮ではございますが、是非ご出席頂けますようご案内申し上げます。」というような流れで良いでしょう。

そして、日時や場所、交通手段など、お伝えできる情報はできる限り盛り込んで、可能なら一人一人に自記質で一言コメントを書いても心がこもって良いです。何より格式は置いておいて、二人の門出の行事に参加していただきたいという気持ちが伝わる文章にすることが重要です。

会費制ではご祝儀の事も記載する

アットホームな感じの結婚式を行いたいのであれば、レストランウェディングなどで行う方が招待客に近い状態で結婚式を行う事が出来ます。レストランウェディングなどの場合は、会費制パーティーにして行う方法もありますので、招待状に会費制である事を記載しておくといいでしょう。

会費制であることを事前に知らせておかなければ、当日招待客を戸惑わせる事になってもいけませんが、招待状に記載しておけば戸惑わせる事もありません。招待状に記載する文例としては、当日は会費制とさせていただきます、という文面を載せるようにし、それに加えてご祝儀などのお心遣いはされませんようにお願い申し上げます、と記載するといいでしょう。

会費制への出席が初めての人の場合、ご祝儀はどうすればいいのだろうと迷う人もいますので、ご祝儀は必要ないという文面があれば、相手も安心します。

ご祝儀に関する記載がなければ、会費に加えてご祝儀が必要と考えて、大きな出費になると困ると考えられてしまうと、欠席されてもいけません。相手の心情を考えて招待状を送るようにしておけば、相手に不安を与えず安心させられる招待状になりますので、知らせておいた方がいい事は記載する事です。

立食パーティーのみのご招待

挙式なしで立食パーティーの場合の招待は?

結婚式は行わずに、パーティー形式の場合には、出席にあたって服装に迷われる方もいるかもしれません。パーティーになると、カジュアルな雰囲気でとりおこなわれる場合も少なくありません。

ただ、お祝いのイベントであるが故に、その場面に合わない服装をしてきたゲストが、他の方の服装と違うと言う、とお恥ずかしい思いをしてしまう可能性があるのです。したがって招待状において、服装について触れておくと親切です。また、食事の形態も記しておくと尚良いでしょう。

招待状の文例

一般的には、冒頭に季節を踏まえたご挨拶をしてから本題に入ります。そして、入籍を済ませた事のご報告とそのご報告兼ねたパーティーを予定した事を伝えます。その後パーティーの形式と服装を付け加える形が良いでしょう。

例えば、冒頭の挨拶後「この度は入籍しました事につきましてご披露とこれから夫婦として共に歩んで行く決意表明かたがた小宴を催したく存じます。お忙しいところ大変恐縮ではございますが是非ご出席して頂きたくご案内申し上げます。尚当日は立食形式になりますので平服でお越しください。」というような流れの招待状の文章組み立てが良いでしょう。

海外挙式の招待状

近年は海外挙式をするカップルも増えてきました。自分たちの結婚式は、美しい海を臨む海外のチャペルでなんて夢みる女性も多いのではないでしょうか。結婚式は一生に一度。

最高の思い出になるように、自分たちの希望をなるべく叶えたいですね。海外挙式をするにあたり、考えなくてはならないのが招待客をどうするのかということです。家族や友人に囲まれて結婚式を挙げたいとは思っていても、海外となるといろいろと難しい問題も出てきます。

通常、結婚式の招待状は二ヶ月前には出すのがマナーですが、海外挙式の場合は、呼ばれるゲスト側もホストするこちら側もいろいろと準備がありますので、もっと前以って知らせる必要があります。招待状を出す前に、こちらの要望を伝え、海外まで来てもらうことは可能かどうかという相談をすると良いかもしれません。

海外挙式用の招待状はその内容も、いろいろ違ってきます。インターネットなどの文例を参考に作成すると良いでしょう。例えば、交通費や宿泊費は誰が負担するのかなどの明記も必要です。海外慣れしていないゲストの負担にならないよう、その準備は招待する側が責任を持って行います。あくまでも相手に失礼や負担のないように注意しなければなりません。