セルライトが原因?お尻ダイエットで美しい後ろ姿を手に入れよう

上半身は特に気にならないけれども、下半身、特にお尻が大きいことにより、ウェストサイズに合わせたジーンズが入らないという人にぴったりなのが「お尻ダイエット」です。原因と改善法を知ることで、素敵なシルエットになりましょう。

お尻が大きくなってしまう原因とは?

女性らしさを表すお尻は女性のチャームポイントではありますが、魅力あるお尻とはある程度の大きさがあって下がっていない形が維持されているお尻だと言われています。大きさの違いではなく、引き締まり具合が重要ですが、どうしてもお尻にはお肉がつきやすいのが現実です。これには女性ならではの要因があります。

普通にダイエットをしても上半身は痩せるのに下半身、特にお尻がなかなか痩せないというのには、骨盤の歪み、蓄積されたセルライトによる影響、NG習慣、冷えによる影響など、いくつかの原因があることが分かっています。同じことを男性がやったとしてもお尻は大きくならないのに、女性がやると大きくなってしまうのは、女性ホルモンも大きく影響しているからです。

骨盤の歪みによる影響

骨盤は身体の中のどの骨よりも大きく、上半身と下半身をつなぐ役目をしているとても重要な部位にある骨です。この骨盤が開きっぱなしになっていたり歪んでいると内臓が落ち込み、それら内臓の機能低下となって代謝も下がり、脂肪がお尻や腰回りにつきやすくなると言われています。

女性は出産時に骨盤が一時的に開くことがあり、産後生活でしっかり引き締めないと歪みがそのままになってしまうことがあります。また、ハイヒール着用による不自然な筋肉への負担、長時間の座り作業などによって骨盤が歪みやすくなります。

骨盤の歪みは全身を巡る血流の悪化につながり、酸素が細胞の隅々まで行き届かないことにより基礎代謝の活性化を抑制してしまうことになるからです。

たまったセルライトによる影響

お尻はもともと皮下脂肪が付きやすくて筋肉も少ない部位のため、代謝があまり良くないと言われています。年齢・性別によって脂肪の付きやすい部位は違いますが、女性の約8割以上の人はお尻や太ももにセルライトが見られます。

これは、女性特有の臓器である子宮や卵巣などを守るために下腹部に脂肪が付きやすいことがわかっています。脂肪の塊であるセルライトは、老廃物が一緒に混ざっている皮下脂肪です。

血行不良により蓄積された老廃物を脂肪細胞が取り込んで少しずつ固くなって出来上がっていくのが特徴セルライトは一度つき始めるとなかなか落とすのは難しいため、血行不良となるような脂肪が蓄積されていく生活を続けるといつまで経ってもセルライトは燃焼されません。

お尻を大きくしてしまう習慣

お尻を大きくしてしまうNG習慣には、骨盤を開くものとして、両脚をサイドに開いて座るぺちゃんこ座り、いつも同じ側の足を組んで座る、立ち姿でいつも同じ脚に体重をかける、カバンをいつも同じ側の腕にかける、猫背、血行不良となるデスクワークなどでの座りっぱなし、運動不足による筋肉の衰え、などがあげられます。

ぺちゃんこ座りは、女子は男子に比べて骨盤周りが柔らかいという特徴がありますので、女子であれば小さな頃によくやっていた座り方ではありますが、大人になってもこの座り方をしていると骨盤の開きを助長してしまいます。座りっぱなしは姿勢がだんだんと崩れていくことが多いこと、お尻に体重を長時間預けることにより、血管・リンパの圧迫で血流悪化の原因となります。

気をつけるべき「冷え」について

生き物の身体とは、冷える部位を温める目的で脂肪をそこに付けようとします。自分でお尻を触ってみると冷たいと感じることは多いのは、寒さから守ってくれる脂肪は一度冷えたら温まりにくいという特徴からくるものです。

実はお尻には毛細血管がたくさん集まっていて内臓を駆け巡る血液量を増やすというとても大切な役割がありますので、お尻が冷えないように常に意識しておくことはダイエット目的以外でも重要なポイントです。

手足の冷えは比較的誰でも気になりますが、お尻の冷えに重点を置いた方が、血流やリンパの流れが良くなりますので、老廃物も溜まりにくくなってセルライトの蓄積予防にも効果があります。冷えによって老廃物が溜まりやすくなると、足のむくみや腰痛、婦人科系の疾患にもつながりやすくなります。

小尻のために取り入れたい習慣

小尻のために日常的にできる習慣では、お尻にキュッと力を入れる、歩いて運動不足を解消する、エレベーターよりも階段を使うようにする、身体を意識的に温める、つま先立ち、などがあります。

お尻を締めるように力を一瞬入れるだけで筋肉を使うことになりますので、お尻と腹筋を引き締める効果、姿勢も正しくなって血流改善にもなります。これは朝の準備中や家事などをやりながらでも気軽に取り入れることができる習慣です。

脂肪燃焼となる有酸素運動のウォーキングでも、お尻をキュッと引き締めながら、さらにお尻を左右に振ることを意識して行うことがポイントです。階段を使う時は、つま先だけでなくかかとまできちんと付けることで、お尻の筋肉をしっかり使えて効果的です。

簡単にお尻を小さくする方法

お尻を小さくする方法では、習慣づけることによって効果が現れるのが比較的じっくりなものが多いです。簡単にお尻を小さくする効果が欲しい場合には、骨盤に重点を置いた方法を試してみましょう。お尻の脂肪を減らすのにはある程度時間が必要ですが、その内側に存在している骨盤という骨を整えることはすぐにでもできることだからです。

中でもすぐに試すことができて即効性のある方法では、両膝をくっつけて行う屈伸運動です。立ち方は足の指先を外に向けたクロス立ちで、そのまま8回屈伸運動をしますが、その際にお尻を引き締めるように力を2回入れます。左右の足を入れ替えてクロスし、繰り返します。骨盤が内側に引き締められますので、お尻の横幅が小さくなるという即効性があります。

マッサージで小尻になろう

小尻になるためには、すでにできてしまったセルライトケアということで効果的なのがリンパマッサージです。血行不良でリンパが詰まることにより流れずに淀み残った老廃物と皮下脂肪が絡み合ってできるのがセルライトですので、リンパの流れを改善することがポイントです。

リンパマッサージでリンパの詰まりを取るのが目的ですが、身体が冷えていると効果が下がってしまいますので、運動後や風呂上がりなど身体が温まっている状態の時に行うのが良いでしょう。

小尻リンパマッサージは、片脚を後ろに引いて立ち、両手の平を使って太ももの付け根を始めに腰を終点として、下から上へ老廃物を集めるイメージでさすり上げ、揉みほぐすというものです。両尻を5回ずつしましょう。

エクササイズで小尻になれる

小尻エクササイズでは、今すぐにできるものでスクワットがあります。足を肩幅よりも少し大きく広げて立ちます。そのまま膝を曲げて腰を下ろしていきますが、膝を足先よりも前に出さないように注意しながら、腹式呼吸で口から息を吐きながら膝が直角になるまで下していきます。

鼻で息を吸いながら、ゆっくりと膝を伸ばして元の位置に戻ります。手は前方へ伸ばしても、頭の上においても構いません。姿勢を正しい状態にキープして行うことがポイントです。これを一日10回繰り返します。

小尻エクササイズは、普段あまり使うことのないお尻の筋肉を使うことによってその周辺を引き締め、基礎代謝も上げることができますので、全体的に痩せやすい体質へと変えていくこともできます。

効果的なのはお尻歩き

お尻歩きは昔からあるダイエット法の一つで、小尻に効果があるだけでなく便秘改善にも役立ちます。お尻歩きの具体的な方法は、地面に脚を伸ばして座り、お尻を地面に付けたまま左右の脚を交互に前に出して進んでいく、というものです。

言葉では簡単そうに聞こえますが、実際にはエネルギーを使うハードな運動ですので、血行促進にもなるエクササイズです。お尻歩きが小尻に効果的な理由は、日常生活ではほとんど使うことのない筋肉である骨盤底筋を使うからです。

内臓を支えている筋肉である骨盤底筋をお尻歩きで鍛えることによって、内臓をきちんと支えることができるようになり、下腹部がぽっこり出るということも解消されます。また、普段使うことのあまりない脇腹周辺の腹斜筋も鍛えることができ、ウェスト全体の引き締め効果もあります。