ダイエットの味方「センナ茶」しっかり理解で便秘薬解消にも?

つらい便秘はお腹が痛くなったりガスがたまってきて、ひどい人になるとめまいや吐き気などにつながる場合もあります。

センナ茶はそんなつらい状態を解消させたいときに役立つもので、一般的な緑茶などとは違った特徴があります。

いろいろあるダイエット茶

普段よく口にするお茶にもダイエットに役立つ成分が含まれていて、緑茶に含まれているカテキンは抗酸化力が高く、脂肪の吸収を抑えることもできるポリフェノールであることはよく知られています。

黒烏龍茶にも重合ポリフェノールがあって、脂肪の吸収を抑制する働きをする酵素であるリパーゼの働きを助けるため、中性脂肪が体に蓄えられずに体外に排出することにつながり、ダイエットに役立つお茶です。

ダイエット茶として有名なプーアル茶なども発酵過程でカテキンなどポリフェノールが重合して重合カテキンが生まれ、さらにそこから脂肪が腸から吸収されることを防ぐ役割がある、没食子酸に変化したものを体内に取り入れることができます。

茶葉が発酵する過程でいろんな成分が生まれるのとは違って、植物そのものの効果や効能でダイエットを目指せるのが漢方を煎じたり、ハーブティーとして飲まれています。

センナ茶はハーブの仲間だった?

センナ茶に使われている原料は、センナと呼ばれるマメ科の植物であり、2mくらいの大きさで緑の葉と黄色い鮮やかな花、細長い茎が特徴的でハーブの一種です。昔のエジプト時代から、センナに便秘を解消する力があることが知られていて、煎じて下剤として使われてきました。

センナは部位ごとに作用の強さに違いがあって、葉の部分と実の部分は効果が強いことが分かっており、日本でも医薬品として使われるため、一般的なお茶としての販売は行われていません。

センナ茶として最も使われているのは茎の部分であり、葉や実の部分に比べると作用が軽いことが分かっています。有効成分の含まれている量に違いがあるためで、入っている成分は同じなので、茎の部分であっても大量に抽出していけば葉や実の部分と変わらない強い作用が得られます。

便秘解消に良い嬉しい効果

遥か昔から下剤として用いられてきた通り、センナには薬用成分のセンノシドが含まれていて、胃や小腸で吸収されることなく腸まで届くと、腸内の水分量を高める働きがあって、硬い便も水分を含んで次第に柔らかくなっていきます。

柔らかくなると排出されやすくなりますから、便秘の解消に役立つため悩んでいる人は飲んでみるとよいでしょう。センノシドはほかにも大腸内にいる菌の影響を受けて、レインアンスロンという物質に代謝されます。

この物質は腸を刺激する働きがあるため、鈍くなっていた動きが活発になって、蠕動運動が起きて腸内にたまっていた便を排出させるためにスムーズに移動していきます。日ごろ便秘気味でお腹にたまっているのがわかるほどの場合、腸の活発な動きから腹痛を感じる可能性があるので注意しましょう。

便秘解消だけじゃなく肌荒れにも効果的

漢方にも用いられているセンナは便秘の解消に使われるだけでなく、肌荒れの解消目的にも煎じて使われることがあります。便秘の人の肌が荒れるのは、腸にたまっている便から有害なガスが出てしまうだけでなく、腸内環境が悪化して冷えや血行が悪化してくることがかかわっていますから、便秘を解消することは肌にも良い効果が期待できます。

血の巡りがよくなると、炎症の回復が早くなったり、肌のターンオーバーの時期が遅れることなく定期的に訪れるようになるため、ニキビや吹き出物が減ったり古い角質がなくなって肌質が改善されるなどするため、肌荒れが気になっている人はセンナ茶を利用みるのもよいでしょう。

医薬品としても使われる成分であるセンノシドを取り入れるわけですから、美肌のため飲みすぎないようにしましょう。

うれしい効き目はどのくらい??

便秘を解消させるため食物繊維などを取り入れてダメだった人でも、センナ茶を飲めばかなり高い効き目が得られます。センナ茶として用いられている部分が茎であったとしても、センノシド成分をしっかりと体内に取り入れることができるからです。

腸内で水分量を高めるためには、センナ茶だけでなく水分も取り入れるようにしなければなりません。水を1日2リットル程度とることが便秘の時には推奨されていますが、センナ茶を飲むときにも同じくらいの水分をとったほうがうまく水分が届いて弁を柔らかくすることができます。

水や白湯をセンナ茶とは別に飲むようにすることが大切で、薬の成分が入っているセンナ茶を大量に飲んでしまうことがないようにしましょう。

もしもの時に知っておいた方が良い副作用

センナ茶に含まれているセンノシドの量は、メーカーごとに違いがあります。使用されている茎の量によっても異なってくるためで、1日分の量として個包装されていたり、ティーバッグになっているものはその量を守り飲むようにして、煎じたものを使うときには3g程度にしたほうが良いです。

有効成分が入りすぎてしまうと、必要以上に弁を柔らかくしてしまい、水下痢などになってしまう可能性があるからです。家にいる時なら良いですが、出先で急におなかが痛くなってトイレを探したりすると大変ですから、副作用として腹痛を伴った下痢が起きる可能性があることを覚えておきましょう。

最近便秘が気になっている人は、休日前の夜にセンナ茶を飲んで、朝起きたらトイレで出せるようにすると安心です。

センナ茶の作り方を知っておいしく飲もう

おいしく飲むためにはお湯で煮出すのが一番で、200mlほどのお湯をやかんなどで沸かし沸騰したらセンナ茶を入れて弱火にし、15分程度すると完成です。温かいままのほうが、冷めているときよりも風味よく飲むことができます。腸も冷たいものより、温かいものを飲んだほうが活動を活発にさせることができます。

海外などで売られているような、センナの茎が大量に入っていて小分けになっていないものを買った場合には、緑茶などを家庭で小分けにするためのティーバッグが売られているので、3gを測って詰めて使いましょう。

粉末状のものは小分けにされていることがほとんどで、目安とするべき量が箱などに記載されていますから、取りすぎないように注意が必要です。寝る前にお湯で作ったものを全部飲んでしまうのではなく、半分程度に抑えて効き目を見てから増やしたり減らして量の加減をしましょう。

5時間程度で聞いてくる人もいますが、体質によって飲んでから8時間程度たたないと排便が促されない人もいるので、朝起きて便意がなくても飲みすぎないように宙が必要です。

妊婦は飲めるの?それとも注意が必要?

妊娠中は便秘になりやすい人もいて、すぐに便秘解消を行いたい人もいるでしょう。

植物から作られハーブの一種であるといっても、薬の成分として用いられるほど強い有効成分が入っていますし、飲みすぎてしまうと腹痛を伴った下痢になる可能性があるわけですから、妊娠中の人が飲むときには注意が必要です。

医師に相談をして、センナ茶を飲んでも大丈夫か確認をしたほうが安心です。赤ちゃんの状態やママの体の状態によっては安静が必要な時期があり、腸を刺激してしまう成分を入れてしまうと安静を保てなくなってしまいます。

早産や流産にならないためにも自己判断せずに相談をし、便秘がひどい場合には薬に頼らない方法を医師が指導してくれる場合もあります。

依存性がある?

効き目がどれほどあるかわからない段階では、少しの量からセンナ茶を飲み始める人が多く、効果が見られないと徐々に増やしていく場合が多くなります。

一時期はスムーズに排便が促されていても、頻繁にセンナ茶を飲み続けてしまうと、あまり効果が実感できなくなってしまうことがあり、そうすると問題になってきて悩みを募らせてしまうとよくありません。

腸が刺激を受けて蠕動運動につながるのは、たまに飲むからであり、いつも刺激を受けるようになると慣れてしまって同じ成分量では反応しなくなってくるので、排便されなくなってきてしまうのは当然です。

一度成果が出ているため、便秘が続くと量を増やしたり飲み続けるなどしてしまう人が割と多いので、その意味では依存性に近いものがあります。頻繁に飲んでしまうより、たまに短期間だけ飲むことが腸に刺激を与えるためには大切です。

センナ茶と適度な運動で安心したセンナ茶生活

蠕動運動を促す成分だけに頼るのではなく、運動を取り入れて日ごろから全身の活動量を増やしておくことは大切です。歩いたり走ったりすることで足の裏から骨を通して伝わる振動は、体のいろんな機能を活動的することが分かっていて、低下した機能も徐々に回復していく場合もあるほどです。

腸の蠕動運動も本来であれば、運動などで体が活動的で筋肉がついていれば自然に起こるものであり、そのサポート的な役割としてセンナ茶の成分が使われる形が、体にとっても安心で安全になります。

疲れすぎてしまうと活動が低下してしまうので、激しい運動より軽く心拍数が上がる程度の運動を取り入れるとよいです。過剰にセンナ茶を取りすぎず、運動と併用して無理のない便秘解消を目指しましょう。