ダイエット中でもお米を食べても良い?その理由と効果とは

世間一般ではダイエットには炭水化物が禁物であるというイメージが根付いています。しかし、実は炭水化物の代表格であるお米を活用したダイエット方法が存在します。お米を食べながら痩せるのはまさに逆転の発想ですが、理にかなった方法でもあります。

お米は炭水化物なのにダイエットできるの?

お米などの炭水化物は糖質と食物繊維で構成されています。よく知られているように糖質は脂肪として蓄積されてしまう性質を持っています。そのため、ダイエットにおいては敬遠されがちです。

しかし、お米にはインシュリンを抑制してくれるというメリットがあり、それに着目したのがお米のダイエットです。お米は他の食べ物に比べると消化や吸収がなされるスピードが遅くなっています。そのため、インシュリンの分泌量が少なく、脂肪として体に付く量も抑制されています。

また、お米をしっかりと食べることにより、おかずを食べすぎないようにすることにも繋がります。日本人にとっては非常に馴染みの深いお米が実はダイエットに活用できるのはここに秘密がありました。

食べるだけでいい?お米ダイエットの方法

お米ダイエットはその名前からも分かる通り、お米を食べる事によるダイエット方法なので、米類を積極的に食べておかずを減らすことが重要になります。一般的な献立ではおかずを減らすことに繋がりにくいため、おにぎりを主として食べるのがお勧めです。

おにぎりであればおかずを食べすぎてしまう可能性も低く、具を工夫することで栄養の調整も行いやすいからです。おにぎりの大きさにもよりますが、何個も食べてしまうとさすがにダイエットにならないので腹八分目くらいに留めておきましょう。

おにぎりだけでは栄養が心配という場合はお味噌汁やお漬物を付けてもOKです。ただし、おにぎりの具と合わせて塩分の摂り過ぎには注意が必要となっています。

効果を出すためにはどうすればいいのか

お米を使ったダイエットを行っていると果たして効果が出るのかという心配になる方もいます。確かに日頃からよく食べているお米でダイエットを行う上ではある程度の工夫が必要と言えます。

手っ取り早く結果を出したい方にお勧めなのが五穀米を活用することです。白米を炊く際に雑穀を少し加えるだけで簡単に五穀米を作ることができます。五穀米に入っているムギや粟、キビなどには豊富なビタミンやミネラル、食物繊維などが含まれており、まさにダイエットにはうってつけです。

インシュリンの上昇が少ないという白米のメリットはそのまま残すことができるので、五穀米ダイエットは通常のお米ダイエットの効果をさらに直接的に高めた方法とも言えます。

お米だけ食べればいいの?食べる順番は?

お米ダイエットと言ってもお米だけを食べるわけではありません。お米のみの食事では栄養的に偏ってしまいます。おにぎりの具を高菜や昆布にすることで一定の栄養は確保できますが、それでもタンパク質がほとんどありません。

そこでお味噌汁をつけることをお勧めします。味噌はタンパク質の塊とも言える大豆で出来ているのでお米との相性もバッチリです。食事の際には最初にお味噌汁を飲むことでお腹を膨らませやすく、食事の量を抑制することに繋がります。

お味噌汁をワカメなどの海藻類にすれば不足しがちなミネラルを補うことも可能です。しかし、あまり具を入れすぎてしまうと本来のお米ダイエットとは違ってしまうので、その点には注意しておきましょう。

毎日難しいあなたに週末お米ダイエット

お米を毎日食べようと思っても仕事上の都合で外食したり、おにぎりに飽きてしまったりする方もおられるかもしれません。そこでお勧めなのが週末お米ダイエットです。週末だけお米中心の食事を行うことでダイエットする方法です。週末お米ダイエットでは基本的に玄米を使用します。

限られた期間しか行わない分、一食あたりの効率を高める必要があるからです。玄米には体の状態を一定に保つ作用が高く、ダイエットの効果を高めることにも役立ちます。週末お米ダイエットの場合は出来るだけ噛むことを意識します。

しっかりと噛むことで満腹中枢を刺激し、少量の食事で満足しやすくなります。そのため、水やお茶で流し込むことは控えるようにしましょう。

実は美容に効果大?お米の美容パワー

日本人は古くから当たり前のように食べているお米ですが、実は高い美容効果を持っています。お米のタンパク質にはコメエキスという成分が含まれており、細胞の活性化やコラーゲンの生成促進に効果があります。

その効果の高さから化粧品にお米の成分が配合されることもあります。また、お米のとぎ汁には米セラミドやビタミン、オレイン酸など美容商品でもお馴染みの成分が目白押しとなっています。これらの成分は保湿、くすみの解消、新陳代謝の向上、メラニンの抑制など枚挙にいとまがないほど豊富な働きを持っています。

つまり、お米は美容成分がたくさん詰まった食材であり、お米ダイエットでは単に痩せることに留まらない大きな効果が期待できます。

糖質制限ダイエットだって全く糖質を取らないわけじゃない!

昨今、メジャーなダイエット手段の1つになっている糖質制限ダイエットにおいても、炭水化物を一切食べないわけではありません。何故なら炭水化物は脳のエネルギーとなる栄養素であり、全く食べないことは様々な問題に繋がってしまうからです。

炭水化物を取らないと脳の働きが鈍くなり、仕事や勉強に支障をきたしてしまう恐れもあります。その点、お米ダイエットではそのリスクを無くしつつ、痩せられる点が大きなメリットです。日々の生活にそれほど影響を与えないダイエット方法と言えます。

もちろん、高い効果を出すためには五穀米を使用したり、全体的な量を減らしたりする必要がありますが、いずれにしても健康を阻害しにくいダイエットとなっています。

玄米だけじゃない!白米だってダイエットできる

白米は玄米に比べると栄養価で劣るものの、たくさん噛むことによる満腹感の得られやすいのが特徴です。白米は噛めば噛むほど味わいが出てくる食材でもあるので、噛むことが苦にならないのもメリットと言えます。白米には食物繊維がないため、白米で痩せるには食物繊維をたくさん含んだ野菜も用意しておきましょう。

そして、食べる際には必ず食物繊維を先に食べることが大切です。これにより、血糖値の上昇がさらにゆっくりになるので脂肪が体につきにくくなります。

白米を先に食べるか、野菜を先に食べるかでは効果が段違いになります。タンパク質を摂ることも大切ですが、肉や魚を食べすぎるとダイエットにならないので基本的には大豆製品がお勧めです。

上手に食べて効果UP!食べ方のキホン

ダイエットというと食べる内容ばかりに意識がいきがちですが、実際は食べ方も非常に重要です。脳が満腹だと感じるかどうかは満腹中枢次第であり、胃がどの程度膨れているかは必ずしも連動していません。

そこでたくさん噛んで飲み込むことで胃の膨らみ方以上に満腹感を得ることができます。急いで食べると満腹感を得づらくなるので、時間をかけて食べることも大切です。また、野菜、大豆、白米の順で食べることも非常に重要です。

白米を最初に食べるのが癖になっていると、血糖値の上昇スピードが速くなります。白米を順番的に最後に食べることで血糖値の上昇を緩やかにします。血糖値の上昇をゆっくりにすることは脂質の蓄積を防ぐことに繋がります。

日本食を見直そう!お米の栄養や美容健康効果

最近では食の欧米化が進んでおり、お米やお味噌汁を食べない方も増えてきています。しかし、日本食は海外から注目を集めるほど、その栄養や美容効果が高くなっています。欧米諸国に比べて平均寿命が長いことも、少なからず日本食が影響しています。

炭水化物を避けてダイエットをすることは手っ取り早く結果を出すという点で高い効果がありますが、その分栄養面での不安も残ります。お米ダイエットでは日々の生活のエネルギーを確保しながら、ダイエットできることが大きなメリットです。

加えてコメエキスを始めとする高い効果を持つ美容成分の恩恵を受けることも出来ます。普通のダイエットが苦手な方こそ、日本食の持つ優れた効果を活用し、ダイエットや美容に活用することをお勧めします。