入籍と引っ越し!役所への婚姻届・転入届の届け出の流れ

一般的には結婚すると、入籍して新婚の二人が住む新居に引っ越します。入籍とは役所に婚姻届を出す事です。引っ越しをしたのなら、住民票を新居の住所に移す必要があります。その場合に必要となってくるのが転出届と転入届です。

二人とも同じ市町村に住んでいるのなら出す必要はないですが、他の市町村に引っ越すことになった場合は、転出と転入の手続きが必要となるのです。結婚すると、同姓でない限り夫婦どちらかの名前が変わりますが、婚姻届と転入届を出す順序で、最初に住民票に載る名前が変わって来るので、新しい名前で載りたい場合は入籍を先にする必要があります。

入籍と引っ越しをした場合、役所への婚姻届や転入届を出す場合、具体的にどんな手続きをしたら良いのか、どんな流れになるのか、ご説明します。

入籍の手続きに関して

入籍を機に引越をするカップルは多いと思いますが、結婚に伴う役所の手続婚姻届に加えて、転出・転入届の手続きをする必要があります。自分の引越で転出したり転入した経験がある方でも、結婚に伴うふたりの引っ越しでは、独身時代とは異なる手続きをしなければいけません。姓名が変わったり世帯主が変わることがあるからです。

婚姻届は、365日24時感謝、提出した日が入籍日となります。そのため、休日や夜間帯に提出しても当日にさかのぼって処理されます。一方で、住民票に関わる手続きは、休日に窓口で提出することが出来たとしても、あくまで預りとなります。実際に処理されるのは、役所の平日営業時間内に限られます。

もし、婚姻届と転入届を同時に行いたい場合は、平日に役所に行く必要があります。手続きにかかる時間は役所によって異なりますが、3月など引越が多い時期は役所も混み合い、3時間以上待たなければいけないこともあります。

また、手続きに関する時間は役所によって変わるので、提出を予定している役所に事前に確認しておくことをおすすめします。このように、入籍に関してやらなければいけないことはたくさんあります。し忘れていたということがないように気をつけましょう。

入籍の時の手続きの他に重要な事

入籍をした際に二人で新しい場所で暮らす事を選択する方々が多いです。入籍日を二人で相談しあって提出するケースが多く、365日24時間婚姻届は提出することが可能ですが、転入届けなどに関しては役所が開いている時間のみの対応になるため、一気に書類提出をしたいと考えている方は役所が空いている時間にいくようにしましょう。

婚姻届けが受理されると住民票はこちらが修正手続きを依頼しなくても、自動的に変更されます。まずは、転入の手続きに関しても必要な持ち物や書類は役所に事前に確認を取る事が大事です。気をつけておく事としては、必要な持ち物の確認と役所が開いている時間帯にいくという事になります。

しかしながら、転入や転出届けが必要ではないケースもあります。住民票が既に登録されているところでは必要はありません。二人が世帯主という事であれば違う書類の手続きが必要になるため、自分たちが必要な手続きはどれに該当するかを調べておく必要があります。

また、一番確実な方法は事前に役所に問い合わせて自分たちが必要な手続きを聞く事です。婚姻届けを出して幸せな時間がスタートする事になるため、聞いておけば良かったという後悔をする事がないように聞いておきましょう。

転出・転入届を出す時気を付けるべきこと

結婚をする際に役所へ提出しなければならない書類や手続きはいくつかあり、慣れていないことですので戸惑います。転出転入届という言葉はお引越しを初めてされる方はあまり耳にしない言葉です。転出転入届には手続きが必要な場合とそうでない場合があります。

届出が必要な場合とはすでに住民票が登録されている時であり、婚姻届を提出し受理された後に新しい住民票を受け取ることができます。一方で転出転入届が必要になる時というのは以下の二つの場合、一つが今までお互い別の住所だったが結婚を機会に新しい住所に住むケースです。

もう一つが夫または妻の住んでいる住所に二人で一緒に暮らし始めるケースです、この時住民票の異動の手続きが必要になります。入籍と住民票を同時に手続きする場合は、婚姻届と前の住所から転出届を取り寄せることが必要になります。

この転出の手続きを余裕をもって行うことが大切です。新しく引っ越した先の役所で転入届を記入し、婚姻届・転出転入届を同時に出すとその場で住民票を発行してもらえます。気を付けるべきことは転出届には有効期限が二週間と決まっていますので、必ず転出届の有効な二週間以内に転入届を出すようにしましょう。

入籍を行う手続きでメリットとなる場合

入籍を行うと住民票の一部が自動的に修正されます。これは戸籍と住民票とはその内容を同じにするためであり、居住地でない役所に婚姻届を提出しても以前の居住地に連絡がいくため行われます。婚姻届は休日や夜間帯に関係なく受理はしてくれますが、これはあくまでも受け取っただけであり、住民票の変更などの手続きは平日の営業時間にしか行われないため、注意が必要になります。

また婚姻届を出すと自動的に修正されるものもあり、住民票の「氏」が戸籍の「氏」となる他、住民票の本籍地と筆頭者が新しい本籍と筆頭者になります。また世帯主の続柄も変更されます。ただし自動的に変更されるとしてもそれが実際に反映するには数日から一週間を要します。

ただしこれ以外の事項については手続きが必要になり、この内容の変更を異動といいます。この異動において婚姻届と新しい住所に異動する場合は転出・転入届が必要となるのですが、既に登録してある住所に婚姻届を出す場合には転入・転出届は必要なく、婚姻届と転入・転出届を同時に出すと、その時点で住民票の即日発行が可能となります。

この転出届は事前に取得することもてきますが、その効力は二週間で無効となってしまうので、あまり早く取得して無効とならないようにするのが重要となります。

戸籍の情報が住民票に反映される

入籍するには、役所に婚姻届を提出する必要があります。婚姻届を提出し受理されることで、夫婦として認められることになります。それと同時に新しい戸籍が作られることになり、住民票にもその情報が反映され自動的に修正される仕組みに合っています。これは戸籍の内容と住民票の内容が一致するように法律によって定められているからです。

婚姻届を提出することによって自動的に修正される住民票の内容には、氏名・本籍・筆頭者・世帯主との続柄などがあります。氏とは苗字のことで、戸籍の氏に変更されます。結婚する時には夫か妻かどちらかの氏を選択することになっているので、選択した氏が住民票にも反映されるのです。

本籍も婚姻届に記載した新しい本籍になります。筆頭者も婚姻届に記載した新しい本籍の筆頭者の氏名です。同棲などで婚姻届を提出する前から一緒に住んでいた場合には、世帯主との続柄が変更されます。結婚前は「同居人」だったものが、「妻」あるいは「夫」となる場合です。住所などは自動的に変更されないので、転居や転出を伴う場合には別に転居届や転出届を提出する必要があります。

このように住民票の内容は自動的に修正されますが、提出してすぐに新しい情報が反映されるわけではありません。手続きに数日から数週間程度かかることがほとんどです。

様々な手続きをする前に入籍を

結婚すると片方の姓が変わることになります。その場合に、それまでの手続きで使っていた姓が使えなくなることから氏名の変更などの手間がかかってしまうことになり得るのです。生活に関する契約などは結婚前に多くしなければならなくなります。

結婚後の生活のために手続きを行いたいという場合には二度手間になってしまって面倒なこともあります。そこで、結婚が決まった段階で新生活の準備を始める前に入籍を済ませてしまうというのも一つの手段です。

入籍は結婚式の時にしなくてはならないという事ではありません。生活において必要であればだいぶ先に行っておいても特に問題はないでしょう。特に結婚前に実質的に夫婦として暮らすような場合には結婚式の日取りに関わらず入籍をしておいたほうが便利なこともあります。

式を挙げたい時期がずっと先になる場合や結婚式場の予約の関係で式がだいぶ先になる場合などはあえて籍だけを入れておくという事も考えておきましょう。前もって籍を入れておけば夫婦としての名前で様々な契約などができるようになるので、後々氏名を変更するなどということがなくなり便利になります。ぜひこうしたことも頭に入れておくようにしましょう。

入籍手続きの中の世帯主の変更

結婚をすると日本の場合戸籍が作られ、世帯主は1人になります。この戸籍制度や世帯主という考え方は諸外国では持っていない国が多く、国際結婚などでは戸惑うことも多いポイントです。日本では女性の姓、もしくは男性の姓を名乗ることになります。

どちらかの姓を選ばなければなりませんので、入籍後はどちらかが運転免許証の変更や、会社で名乗る姓の変更などの手続きが必要になってきます。会社では旧姓を名乗ることも可能ではありますが、国が発行する公的書類に関しては旧姓を使用することが現状認められていないため、免許証やパスポートなどは変更後の姓になります。

名義変更の際には提出した婚姻届から新しい戸籍が作成され、その後に新しい住民票が作成されます。名義変更で提出が必要になる住民票ですが、新しい住民票が作成されるまで市町村によっては数週間かかる場合もあります。

また、結婚をすると両方が世帯主になることが出来ないので、妻、もしくは夫のどちらかを世帯主にする必要があります。会社などに結婚を報告した際にはどちらが世帯主か聞かれることがありますが、これは住宅手当など会社の手当ての支給対象が世帯主に支給することと定められている場合がある為です。

入籍後に世帯構成変更する場合の手続き

入籍後に世帯構成変更する場合は、管轄する役所の市民か窓口か出張所に届出をします。仕事などで平日行けない人は休日開帳している役所の日を狙っていきましょう。届出できる人は世帯主か世帯主と同じ世帯に属する人です。これ以外で代理人に委託する場合は委任状が必要になります。

必要なものは窓口に来る人の認印や本人確認できる書類が必要になります。運転免許証や住民基本台帳カードなど顔写真が貼り付けられているものが該当します。代理人が届出する場合は委任状が別途要ります。世帯が変わる人が新たに加入者になるときは国民健康保険証が必要になります。

これは国民健康保険の保険料などの通知が世帯主ごとに送られることに寄ります。手続き自体は長くても半日はかかりません。平日に行くのであればすいていますが、土日に行くと日にちによっては朝から並ぶ事も考えられますので、朝一で開庁と同時に手続きしましょう。

書類を書いたら担当職員が不備がないかチェックしますので、処理が終わるまで待ちます。世帯が変更したかどうか心配であれば後日申請して新しいものになっているか確認しましょう。どれくらいで反映されるか手続き時に聞いておきましょう。快く回答してくれます。

同棲後に結婚した時の世帯合併の手続き

結婚前に同棲していて住民票は同じ住所になっているがそれぞれを世帯主として登録していた場合は、婚姻届を提出した後に世帯合併届を提出する必要があります。世帯を1つに合併することで、役所には生計が同じだと判断されることになります。特別な事情が無い限り同一住所で婚姻関係にある夫婦は世帯合併届を提出しなければなりません。

同じ住所に1人世帯が2世帯あって、その2人が婚姻届を出した場合、住所地の役所に婚姻届を出したのなら、その時に、世帯合併の手続きもできます。国内リゾート婚や実家に帰省中などで、住所以外の役所に婚姻届を出した場合は、あらためて住所地の役所に世帯合併の手続きに行く必要がありますので注意しましょう。

世帯合併届は世帯主もしくは世帯員が届出ることができます。届け出を提出する時には、異動届、届出をする人の本人確認書類、印鑑、世帯全員分の国民健康保険被保険者証を持っていきましょう。

届け出は変更があった日から14日以内に届出することになっています。期日を過ぎてしまうと、5万円以下の過料になる可能性がありますので注意しましょう。

同棲中に同一世帯にしていた場合は、入籍後に婚姻届を提出後に世帯合併の届けを出す必要はありません。

名前が変わる場合の入籍の手続き

新しい姓名で入籍の手続きを進めたい場合、婚姻届を提出する前に新住所の市役所に転入届を提出してしまうと、後から婚姻届を提出した時、住民票に結婚前の苗字が二重線で取り消しされた状態になってしまいます。

転入届と婚姻届を同時に提出すれば、住民票に取り消し線がつかず、新しい姓のまま手続きが進められます。あるいは、転居前の住所の役所で婚姻届を提出すると、すぐに結婚後の氏名の載った「転出証明書」が発行できますから、このまま手続きを進めれば住民票も新姓となります。

本籍地を自分達で決める事も出来ますが、新郎新婦それぞれの戸籍謄本が必要であったり細かい決まりがそれぞれの市町村で変わる事もありますから、一度役所に問い合わせる事もおすすめします。また、新郎新婦どちらかの親と同居する場合、同じ家に住むけれど生活は別々になる時は世帯分離といって住所は変わらず世帯を2つに分ける事もできます。

夫の両親と同居すると仮定して、親夫婦と子供夫婦の2組の夫婦がひとつの家に暮らし、2組の夫婦で1世帯とする場合は妻の転入だけで済みますが、世帯を分けたい時は、夫が両親と世帯を分けて別途世帯主となり、そこに妻が転入するという手続きです。