婚姻届受理証明書ってなに?用途や貰い方について

結婚をする時、役所などに婚姻届を提出し、それが受理されることで婚姻が確定し、社会的にも晴れて夫婦として認められることになります。役所に婚姻届けを出して安心している暇もなく、結婚に伴って各方面で様々な手続きをする必要があるのですが、その際に必要になってくるのが婚姻届受理証明書です。

会社での手続きや住民票の記載など、婚姻届受理証明書が必要になってくる場面は多くあるので、必ず取得しておきたいものですが、そもそも婚姻届受理証明書とは何なのか、どこでもらえばいいのかも分からない人も多いと思います。

これから普段あまり聞き慣れない婚姻届受理証明書について、どのようなものでどんな用途に使えるのか、またどこに行ってどんな申請をすればもらえるのかなどを解説していきます。

婚姻届受理証明書って何?

婚姻届受理証明書とは、婚姻届を提出した場合、役所で確かに受理されたという証拠となる公文書です。婚姻届が受理されればその時点で夫婦となりますが、婚姻届を提出後、二人の新しい戸籍ができあがり戸籍謄本に反映されるまで時間がかかります。

入籍をすると戸籍に新情報が記載され、戸籍謄本・抄本が発行可能になるまでの間でも新戸籍での証明書が必要になる場面があります。二人が入籍したという証明は戸籍謄本ですることになりますが、まだ戸籍謄本が旧情報から書き換えられていない状態では戸籍謄本は取得できません。

速いところでは1日で反映されますが、多くの役所では1週間程度と言われています。ですが、婚姻届の内容に不備があった場合数週間かかってしまうこともあります。そのため、新しい戸籍ができるまでの間に、婚姻届が受理された証明が必要になることがあるのです。そのような場面で婚姻届受理証明書を使うことができます。

書類の様式は各役所によって異なりますが、内容は婚姻届を受理した旨の記載、婚姻年月日、夫の氏名、妻の氏名、本籍地、筆頭者などが書かれています。最後尾には行政庁の判が押してあるため役所が正式に発行した証明書であることがわかるようになっています。

婚姻届受理証明書で住民票を新しい姓にする

取得した婚姻届受理証明書の使い道の一つに、住民票への記載があります。住民票は住民本人がその住所に住んでいることを証明するために市区町村が発行する書類で、本人の住所・氏名・生年月日・性別などが記載されていますが、婚姻届を提出してから夫婦二人の新しい戸籍ができるまでの間、住民票に記載されている姓は旧姓のままの状態です。

一方、結婚すると早めに諸手続きをしなければならないことが多く、中には新しい姓が記載されている住民票が早急に必要になるケースもあります。婚姻による新しい戸籍の作成に要する期間は、市区町村によって違いはあるものの、多くは1週間〜10日程度で、書類に不備等があって確認や審査に時間がかかれば2週間程度となるケースもあります。

そのような場合、住民票が置いてある市区町村の役所に行って婚姻届受理証明書を提出すれば、住民票を旧姓から新姓にその場で変更してもらえるため、取得したいタイミングで新姓が記載された住民票を手に入れられます。

なお、その住所に夫婦がそのまま生活する場合、結婚にまつわる住民票に関する役所での手続きは以上ですが、それ以外の住所が新居となる場合はさらに転出・転入の手続きが必要です。

婚姻届受理証明書で住民票の名義変更をする

結婚によって姓が変わると、氏名変更手続が各所で必要になります。身分証明書として使う免許証やマイナンバーカード、銀行口座やクレジットカード、各種引き落としの名義変更など多岐にわたります。氏名変更手続では、多くの場合で戸籍謄本や新しい名前と現在の住所が載っている住民票が必要となります。

しかし、婚姻届を出してからすぐに新しい戸籍や住民票が取得できるわけではありません。特に、本籍地と違う住所地で婚姻届を出した場合は1週間以上の時間がかかることがあります。そんなときは、婚姻届受理証明書を住所地の役所へ提出することで住民票の名義変更だけを先に進める事ができます。

住民票は、氏名と住所を証明するための書類です。希望すると、生年月日や本籍地、世帯主やマイナンバー、前住所などを記載することができるため、身分証明書として幅広く使われます。婚姻届受理証明書を住所地の役所窓口に持参すると、新しい氏名と住所が一枚に記載された新しい住民票をすぐに取得することができます。

ただし、住所も変更する場合は、同時に転出届けや転入手続を同時に行なう必要があります。新居へ引っ越し済みの場合は、前住所地の役所で転出手続をすると共に婚姻届受理証明書による名義変更をし、2週間以内に新住所地を管轄する役所で転入手続きをするという流れになります。

婚姻届受理証明書がもらえる場所は?

婚姻届受理証明書は、婚姻届を提出した市区町村の役所でのみもらうことができます。婚姻届を出す時に一緒にもらうことができる書類です。婚姻届の提出時にもらう場合は、役所の営業時間内に婚姻届を提出しなければなりません。戸籍係の窓口で婚姻届受理証明書が欲しいと申をし出て、婚姻届の内容に不備がなければ、その場で発行してもらえる場合もあります。

婚姻届受理証明書は役所によって様式が違うこともあります。だいたい記載されている内容はどこでもらっても同じで次のような内容です。役所が確かに婚姻届を受理したというと記載・婚姻年月日・夫の氏名・妻の氏名・本籍・筆頭者など戸籍ができるまで最短で2日程度でできることもあるようですがだいたい1週間は見ておいた方が良いです。

審査に時間がかかると2週間程度かかってしまう可能性もあります。それまでの間に使うこともあるため、せっかく役所まで行くのであれば、婚姻届受理証明書を取得しておいてもよいかもしれません。
1通350円で取得できます。

また、休日に婚姻届を提出した場合、多くの役所では郵送で取得もできます。申請方法や郵送自体対応しているかは役所によって異なるため婚姻届を提出した役所への確認が必要です。

窓口へ行けない場合は?

婚姻届けは夜間窓口などで受け付けてもらえますが、婚姻届受理証明書は戸籍の窓口での手続きとなり日中窓口へ行けない方もいると思います。役所によっては郵送で対応してもらえることもあるそうです。ですが、郵送だとこちらから送る時間と返送にかかる時間もあり急に必要な時に困ることがあります。

そんな時、代理人に頼むことができます。代理人による申請は注意点があります。窓口に来る人の本人確認書と委任状が必要になります。本人確認所は原則顔写真があるものです。

例としては、自動車運転免許やパスポート、マイナンバーカード(個人番号カード)、写真付き住民基本台帳カード、外国人登録証明書、身体障害者手帳など官公署が発行した免許証・許可証・資格証明書で本人の写真が貼付されたものがあります。

注意が必要なのは官公署以外の機関が発行した証明書等の場合には、その他の本人確認書類数点を合わせて確認が必要になることがあります。また、マイナンバーの「通知カード」は本人確認書にならないため間違えないようにしましょう。委任状は各役所によりますが、委任状の書式の見本をホームページにのせていることが多いので、そのようなものを参考にして書くと良いです。

婚姻届け出した役所で婚姻届受理証明書を発行する

婚姻届けを提出した後、新しい戸籍ができるまでに少し時間がかかるので証明が必要な時は困ってしまいます。そんな時に役に立つのが婚姻届受理証明書です。婚姻届けを届けた時に確かに受理しましたと証拠になる文書なので無くさないように保管しておくことが大事です。

婚姻届けが受理されるとその時点で夫婦と認められますが、その時点では戸籍謄本は出来ていないので戸籍謄本はその場で取得できません。戸籍謄本は速ければわずか1日で取得できますが、ほとんどの役所では数日から数週間かかってしまいます。その間に戸籍謄本の代わりとして婚姻届受理証明書が役にたつというわけです。

婚姻届受理証明書はどこで取得できるのかわからないという人もいますが、婚姻届けを提出した市町村の役所のみで取得できます。役所の戸籍係の窓口で婚姻届受理証明書が欲しいと言えばその場で発行してもらえることもあります。

気をつけなければいけないのが休日に婚姻届けを提出した場合です。休日明けに役所に婚姻届受理証明書をもらいに行っても、まだ審査中で発行されるまで時間がかかるケースもあります。事前に電話でいつ頃発行してもらえるか確認してから行くと無駄足にならずにすみます。

婚姻届受理証明書とは?

婚姻届受理証明書という言葉は普段はあまり馴染みのない言葉ですが、この証明書は簡潔に言うと私たちは夫婦として認められているという書類のことです。どういった時に証明書が必要になるのかは以下の場面においてです。

妻が夫の扶養家族になる場合、結婚した後すぐに会社に提出しなければならないことがありますので婚姻届受理証明書が使えます。また急遽結婚後の新しい名字の住民票が欲しいような時にも便利です。引っ越しをして14日以内に住民票を新住所に変える手続きを取らなければなりませんが、新しい戸籍が出来た後住民票の名字が変わるまで時間がかかります。

そうした場合に住民票のある役所へ行き婚姻届受理証明書を持っていくと、即日住民票の名字を新しい名字に変えることができます。その他海外でブレッシングウェディングという方法で行う場合にも必要になることがあります。

ブレッシングウェディングとはどういったものなのか、それは新郎新婦にキリスト教の聖職者が祝福する形式のことです。このような式を挙げる際には夫婦であるということが必要不可欠です。なので、事前に婚姻届受理証明書を持参しなければならないかどうか確認しておくことが大切です。

免許証の名義変更に婚姻届受理証明書は使えません

入籍すると女性に多いと思いますが、免許証の名義変更が必要になります。また、入籍にともない引っ越しをする場合は住所変更もしなければなりません。免許証等の名義変更を行う場合「確かに婚姻届が受理された」ということを証明する婚姻届受理証明書は使えそうと思ってしまいますが、実は使うことができません。

受理証明書を持っていて手続きできなかったということがないように事前に必要書類を確認してから行きましょう。免許証の名義変更は現住所を管轄している警察署または免許センターや運転免許試験場でできます。持ち物は、運転免許証と本籍地記載の住民票です。結婚する前にも住所変更の手続きをしたことがあり、必要書類は覚えてるという方もいると思います。

ですが、本籍地や氏名変更の場合必ず住民票を提出しなければならないので注意しましょう。住所変更であればマイナンバーカード、健康保険証、消印付郵便物、住所が確認できる公共料金の領収証などでもできますし、住民票も提示で良いです。結婚し本籍や氏名を変更するケースでは提出が必要になります。

出す住民票はマイナンバー(個人番号)が印字されていないものですが、印刷されているものを持っていってしまってもサインペンなどでマスキングすれば使用できます。また、夫婦で一緒に届け出る場合、同一世帯であれば住民票は1通でできます。

結婚後の銀行口座の名義変更について

結婚して名字が変わった時、忘れてはならないのが銀行口座の名義変更です。自分自身の銀行口座であっても、名義変更をしておかなければ、今後の振込手続きや入出金手続きが滞る事態に陥ります。
銀行口座の名義変更は、基本的に銀行窓口で行います。

これまで使っていたものと新しく登録してする銀行印それぞれ、名義変更する口座の通帳、新しい名字を証明するための戸籍謄本か名義変更済みの免許証を準備して銀行窓口で本人が手続きを行います。婚姻届を出したあと新しい戸籍が作成されるまでにはタイムラグがあるため、婚姻届提出後すぐには新しい戸籍が手に払いないことがあります。

それならば、入籍前の戸籍謄本と婚姻届受理証明書で氏名変更の履歴が確認してできるのでは、と思うところですが、口座変更の場合は多くの銀行が未対応です。仕事の都合などで新しい戸籍謄本の取得するまで待っていられないという場合は、名義変更済みの免許証を準備する方がスケジュールを立てやすくなります。

免許を持っていないという場合は、マイナンバーカードも身分証明書として使用できます。ただし、当然のことながらマイナンバーカードの氏名変更手続を市区役所で先に行っておく必要があります。

数冊取得しておくと安心、記念にもなる

結婚経験者のなかにも、聞いたことがなかったという人がいるかもしれません。「婚姻届受理証明書」は、「婚姻届」とは使い道が異なる文書です。「新情報の戸籍ができるまで、数日間だから必要ない」と思っていた人も、いざという時に必要と思えたのではないでしょうか?

使う時にもらいに行けばいいと思っても、必要になるときは新戸籍ができるのを待つことができないという場面のはずです。また、婚姻届を出した時に役所に行くのであれば、何度も足を運ばずに一度で済ませてしまうことができた方が良いですね。

1冊350円ですし、役所に数回足を運ぶ可能性があるのであれば、後々役所へ行くときに時間を使ったり郵送で必要書類を準備したりするより、婚姻届を出すときに一緒にもらってしまった方が後日必要な手続きの時にもスムーズに事が運びます。

また、役所によって様式がことなりますが、市区町村によっては記念に保管できるような上質の紙に印刷されていることや、賞状のような婚姻届受理証明書を発行してもらえるところもあります。

「もし使わなかったらもったいない・・・」と思うかもしれませんが、旧戸籍から新戸籍になるまでの間にしか使う場面のない公式文書です。経験できる機会も少ないので記念にもなるので数冊発行してもらうと良いです。