婚姻届提出に必要書類と持っていくと良い物

多くの方が一生に一度は提出することになる婚姻届。ですが、実際に提出することになると色々なことにわからなくてうろたえる人が多いかと思います。婚姻届の手に入れ方や書き方、他に必要な書類についてなど考えれば考えるほど疑問は増えるばかりです。

そのため、事前にどのようにするのか調べておくのが肝要です。今回は婚姻届についての注意事項をコンパクトにまとめてみました。わからないことがあったらぜひ参考にしてみてください。

ここに書いてあることをしっかりと守ることが出来れば問題なく婚姻届は受理されます。意気込んで行ってみたけれどなかなか受理されない、そんなことがないように注意してください。結婚の第一歩を踏み外さないようにしましょう。

婚姻届は役所で手に入れます

基本的に市役所や区役所が閉まっているような時間帯であっても、届出が認められているというのが婚姻届です。有事の際は例外となりますが、24時間365日いつでも結婚することを伝える用紙の提出が可能なのだと認識しておいてください。

では婚姻届はどこで手に入れられるのかというと、全国どこの役所や出張所でも入手できるようになっています。例えば東京都に住んでいる方が隣の県である神奈川や千葉に行った際に開き時間を利用して婚姻届を貰おうとした場合でも、東京の区役所などに提出できる婚姻届を他県の役所や出張所で一枚提供してもらえるものとイメージしておいてください。

ただし提出と違い入手に関しては役所や出張所が開いている時間帯のみで可能となっていますので、深夜や早朝に手に入れるのは難しくなっています。婚姻届は無料でもらえるようになっています。

希望さえすれば一枚のみではなく二枚三枚ともらうことが出来ますので、書き損じのリスクを回避するために一度に複数枚提供してもらえることも記憶しておいたほうがいいでしょう。しかし配布は一枚のみで行われているような役所や出張所も存在していますので、その場合には書き損じたときに再度役所などを訪れるようにしてください。

地域ごとの違いが大きい

法的に婚姻関係になることを証明するために届け出る「婚姻届」は、主に市町村役場で手続きを行います。場所によって具体的な場所は異なる可能性がありますが、少なくとも「役場またはその機能を有する環境」で手続きを行うことになることは確かです。

ご存知の通り、基本的に市町村役場は夕方くらいで営業終了してしまいます。夕方5時~6時くらいで営業を終了するところもあれば、夜8時くらいまでは営業しているところもあります。

ただ、いずれにしても営業時間中に手続きを行う必要があるため、必然的に利用できる範囲内という制限がかかってしまう状態です。これにより、本来ならば希望していたタイミングがあったとしても変更を余儀なくされる場合もあり得ます。

ところが、東京などは24時間受付を行っている場合があります。具体的な営業(対応)時間は各市町村ならびに出張窓口などで確認が必要ですが、24時間営業しているところならば自分の好きなタイミングで手続きを行うことができるので非常に便利です。

地方などでは絶対にできない夜中のタイミングで手続きができるので、メディアで芸能人などが「日付が変わった瞬間に婚姻届を提出した」と言っているような方法も可能です。

意外と知らない婚姻届提出のタイミング

結婚の定義は婚姻届を提出して法律上の契約を交わして、社会的な承認を受けた時に認められるとなっています。つまり、結婚が法律上や社会的に認められるのは婚姻届を提出した日という訳ですが、ではどのタイミングで提出するものなのでしょうか。

これは有名な結婚情報誌が行ったアンケートですが、提出する日として最もふさわしい日として多くのカップルが考えるのが「大安」で、反対にふさわしくないと考えるのが「仏滅」だそうです。

では、多くのカップルは仏滅を避けて大安であればいつでも良いのかと言うと、そうでもなくて全体の約半数にあたる46%のカップルはプロポーズの日かどちらかの誕生日など「特別な記念日に提出する」と回答しています。

やはり特別な日を結婚記念日にしたいというカップルは多く、その理由として考えられるのは特別な日に提出したいという気持ちと、記念日を揃えておけば覚えやすいなどの理由が考えられます。

そんな婚姻届ですが、理想的なタイミングは挙式の前に新居へと引っ越しを予定しているのであれば、結婚式の前に提出すのがベストなタイミングです。何故なら転居届と同時に婚姻届も提出すれば住所と氏名の変更が同時に行えて便利だからです。

他にも結婚式の前に苗字が変わるのが嫌というカップルには結婚式当日に提出というのもありでしょう。何と言っても婚姻届は24時間365日いつでも提出可能なので、どのタイミングにするかは自由ということです。

婚姻届の書き損じに注意を

婚姻届は重要な書類ですから、間違いないように慎重に記載していく必要があります。もちろん十分注意して書いているはずですが、書き損じてしまう事もあるものです。どういったポイントで間違いやすいかをチェックしてみましょう。

まず多いのが戸籍通りの住所や名前になっていないという事です。漢数字なのか算用数字なのか、番地の書き方は正しいか、名前の文字は略字になっていないかなどをしっかりチェックしてみましょう。普段使っている住所や名前であっても戸籍の記載と異なっていれば手続きができませんから注意しましょう。事前に戸籍をチェックして確認しておくなどすると書き間違いを防げます。

また、婚姻届には証人にサインしてもらう欄があります。本人たちは間違わなくても証人が記載するときに緊張して間違ってしまうという事もあります。そういった時に作り直すのが難しいこともあるので、事前に複数の婚姻届を作っておくとよいでしょう。何も問題がなければ余ったものは記念にとっておくことができます。

書き間違いだけではなく、印鑑を押す時にかすれたりずれたりという事も起こりやすいものです。ぜひ事前に別の紙に押してみて、確認してから押すようにしてみましょう。

婚姻届を書き損じたらどうする?

婚姻届は一生の中でも最も重要な届出ですからできるだけ慎重に作成し、間違いないように仕上げていきたいものです。まず間違いを防ぐために、届け出用紙をコピーして下書きをしましょう。

それを見て移すようにすれば間違いが起きにくいです。緊張すると間違えやすいという方は複数の用紙を用意しておくとよいでしょう。おめでたい届出なので間違いがあると気分的にもしこりが残ってしまいがちですから、事前に判明している間違いであれば書きなおして綺麗な状態にしておくことがオススメです。

ちょっとした間違いであれば訂正して出すことも可能ですが、間違えたからと言って修正テープで消してはいけません。二重線で消し、訂正した内容を書き入れて訂正印を押すなどの必要があります。場合によっては訂正した文字数を記載する必要がある場合もあります。

用紙に指示があればそれにしたがって訂正しましょう。戸籍に記載される内容ですから間違いがあってはならないため、このように間違ったところがわかるような形で訂正しなくてはならないのです。窓口で提出した際に戸籍の記載と異なる部分があるなどで判明することもあります。そういった場合は係員の指示に従って訂正しましょう。そのためにも印鑑を持っていくのがおすすめです。

婚姻届に必要な戸籍謄本の取り寄せ方

婚姻届を提出する場合、戸籍謄本を入手しておく必要があります。本籍地が同じであれば必要ないですが、本籍地と提出する自治体が違う場合は必ず戸籍謄本が必要になります。

この場合、手元に戸籍謄本がない場合はそれを本籍地のある自治体から取り寄せることになりますが、まず本籍地のある役場に電話をかけるなどして何が必要かを聞きます。本人確認書類のコピーや定額小為替で支払う手数料、返信用の封筒に切手を同封しそれをまとめて自治体に送付し、あとは戸籍謄本を待つだけです。最短で1週間、場合によっては2週間程度かかることもあります。

本籍地から近い場合は現地に行って交付してもらうのが手っ取り早いですが、交付方法は本人確認書類を提示し、戸籍の中に含まれている人物であることを示して手数料を支払えばすぐに発行してくれます。代理人が交付を求める場合は委任状を提出します。

この委任状は実際に委任する人が自筆で書いて提出する形です。仕事などで忙しい場合はなかなか遠くまで行くのは大変です。もし郵送で請求できるのであれば積極的に請求していくのがおすすめです。ただ半休などで行けるようであれば、自分の足で行って交付してもらうのが時間的にもベストです。

婚姻届を提出するときの持ち物

婚姻届を提出するときに婚姻届そのものを忘れないことは大切ですが、他にも書類が必要になる場合があります。もとの本籍地でない役所に届け出る場合、戸籍謄本も提出しなければなりませんが、謄本は戸籍がある役所でなければもらうことができません。戸籍がある役所・出張所までいってもらう必要があります。

早く戸籍謄本がもらえれば良いですが、郵送で取り寄せる時などは、書類が手元に届くまで1~2週間くらい時間がかかることもあります。「婚姻届を提出しようとしたけれど戸籍謄本が間に合わなかった…」ということがないように早めに準備しておいて、忘れずに持っていきましょう。他に持ってくとものは二人の印鑑と身分証明書です。

印鑑は記入済みの婚姻届を持ってく場合必要ないと思ってしまいがちですが、万が一不備があった場合、訂正印として使えます。その場で訂正できず入籍希望日に提出できなかったということにならないように持っていくと安心です。

身分証明は原則、本人確認ができる運転免許証やパスポートなど、顔写真が貼り付けられている官公署等発行のものと決められています。マイナンバーの個人番号カードは身分証明に使えますが通知カードは身分証明書にはならないので注意しましょう。

婚姻届に必要なもの

結婚は人生の一大イベントと言っても過言ではないくらい、大切なことです。婚姻届を提出して初めて、お二人が結婚したという証明になり新しい戸籍が作られます。役所に提出する大事な書類なので、一つでも不備があれば受け付けてもらえません。予め必要なものを揃えておくことで、スムーズに行うことが出来ます。

婚姻届を提出する際に必要になるのが、旧姓の印鑑です。本人が持参した印鑑であれば、フルネームでも苗字だけでも問題はありませんが、シャチハタではなく認印や実印など、朱肉を使用するタイプを準備しなければいけません。ただし、旧姓の戸籍謄本どおりの字体になる印鑑が必要になるため、注意が必要です。

戸籍謄本の字体にあわせた印鑑を用意するか、もしくは、婚姻届で提出する字体を正字・常用漢字に修正して提出することも出来ます。字体を修正したいときは「その他」欄で、申し出を行います。

例えば、田中ゆきという名前なら田中ゆきと記入し、印鑑は旧姓の「田中」の認印もしくはお名前の「ゆき」の名前の実印を押印します。男性は結婚しても苗字が変わることは少ないですが、女性は婚姻届を提出することで苗字が変わります。そのため、婚姻届を提出する際は必ず旧姓の印鑑を持って行きましょう。

婚姻届の用紙は少し余分に用意します

結婚したときには、地元自自治体に提出する婚姻届は、基本的には一生に一度だけの重要な書類に当たります。それだけに、誤字脱字はしたくありません。慎重に記入しなければならないというのは、あらためて指摘するまでもありません。とはいうものの、慣れない書類ですので、うっかり間違えてしまうのも、決して珍しいことではないのです。

現住所を記入すべきところ、間違えて本籍地を書いてしまうという事例もよくあります。に日常生活の中で何回も作成する書類ではありませんから、慣れていなくて当然でしょう。書き間違いは起こっても不思議ではありません。

お役所に出す書類ですので、訂正印をおして正しい内容を書けばそれで手続き上は不都合はないこととなります。誤って記入した部分を二重線で消して、正確な内容を記入し、届出人欄と同じ印を届書の左側欄外に捨て印すればいいだけです。

しかし、一生に一度の大切な書類ですので、訂正印のない正規のものを出したいと願うのは極めて自然な願いです。できるだけ汚れていない状態で婚姻届けを出すようにするのが、新たに生活を始める二人の気持ちにも添ったものとなります。間違ったときのために、お役所で婚姻届の用紙を少し余分にもらっておくというのも賢明なやり方です。

ユニークな婚姻届でも受理するのか

婚姻届は自治体の窓口でもらうのが一般的ですが、近年は雑誌の付録で婚姻届がついていたり、ご当地で発行されている婚姻届があったりします。そうしたもので提出する際に受理してもらえるかが気になるところです。

この場合、デザイン性の高いものであったとしてもしっかりと受理してくれるため安心です。これはフォーマットさえ合っていればデザインが多少奇抜であっても問題がないからです。近年多いのが自治体が発行するオリジナルの婚姻届ですが、自治体が発行している時点で確実にフォーマットは守った形で作っていることが言えます。

ユニークなものの中には2人の写真を印刷させているものやデザインがカラフルなものなど様々あります。これらはいわば余白の部分をフルに活用した形であり、フォーマットのところを見るとほとんどいじられていません。

色合いなどはフォーマットに影響を与えないことから、周りの部分はデザイン性を高く、それでいて婚姻届としての様式はきちんと守るといったことが可能となるわけです。自治体の中には提出用のものと保管用が一式になっており、複写される仕組みになっているものもあります。結婚の思い出としても機能する時代を迎えています。