断食には正しい知識が必要!体の中から綺麗になれる方法とは

世界中の宗教には断食という行為があって、儀式の1つとして教えられますが、最近の日本では健康と美容のために断食をする人が増えています。しかし自己流でただ単に食事を断ってしまうことは危険で、よい結果にはなりません。正しい方法で行うようにしましょう。

断食で本当に痩せられる?効果あるの?

断食をダイエット効果を期待してやることを、英語でファスティングと呼びます。雑誌などでこの呼び方を見たことがある方が多いでしょう。食事を取らなければその分勿論体重は軽くなりますが、安易に食事を抜くと栄養不足で返って体を壊してしまうものです。

断食をすると痩せることも、その他の美容的効果もたくさんありますが、正しい方法で行うことが大切です。なお、絶食と一緒にする人がいますが、絶食とは水すらも摂らないことなので断食とは違います。

本来断食は体重を落とす目的ではなく、体の機能を高めるために行われていたということを理解しましょう。体調や目的によってやり方も違いますから、自分にあった断食スタイルをまずは見つけることです。

断食で胃腸が綺麗になる!?

現代の日本社会は食べ物に溢れていて、栄養不足である人はほとんどいないと言えます。飽食の時代と言われて久しいですが、その為に1日で使うエネルギーより食べるエネルギーの方が増えてしまい、胃腸は常に働き通しで休む暇もありません。

胃腸が弱ると全身に影響がありますから、胃腸を休めて元気にする必要があるのです。そこで断食です。断食をすることによって食べ物が体内に入らなくなると、胃腸は十分休まることができ、それまで食べたものの消化に使われていたエネルギーを血液循環や代謝にまわせるようになります。

そのため、腸にたまった老廃物も排出され、腸が綺麗になるのです。腸には宿便と呼ばれるこびり付いた老廃物などがありますから、それを出すことで腸が元気になるということです。

断食によって冷え性まで改善される?

人間は食べ物から得られる糖質や脂質をエネルギーとして活動しているので、断食により摂取するカロリーが少なくなるとこれまで体中に溜めていた脂肪を分解してエネルギーを生み出そうとします。そのため代謝がよくなり、血液循環もうまくいくようになります。

休むことの出来た内臓の働きもよくなることで更に血流がよくなりますから、手足が酷く冷えて体中がガチガチになる冷え症や肩凝りなどを改善させることが出来るのです。

冷え症は女性に多く、また女性にとって大敵で、不眠や下半身太り、むくみ、婦人科系の病気を引き起こすなど全身によくない影響を及ぼします。断食によってたくさんの内臓を休めて元気を取り戻すことで、冷え症の辛さもなくなるのです。

断食には嬉しい美容効果もある

断食をすることで摂取カロリーが減って体脂肪が分解されると、脂肪に多く蓄積されている化学物質や金属などの有害物質も一緒に分解されて排出されます。

そして宿便や有害物質などが体の外へと排出されると、それまで疲れて弱っていた臓器の働きが活発化して新陳代謝も活発になり、肌のターンオーバーや細胞の修復、再生の働きもよくなるので美肌へと導かれるのです。配給過剰だったものをとにかく一度体外に出す、そのことを助けてくれるのが断食です。

イメージとしては新しく体が生まれ変わるということ。デトックス効果が高いので断食ダイエットをしたら体重が減るだけではなくて綺麗にもなった、という口コミが多いのはそういうことなのです。

断食ダイエットの方法について

断食ダイエットは、準備期と断食期と回復期の3つをセットにして考える必要があります。断食を行う1日から3日前は、和食などの出来るだけ胃腸に負担のかからない食事を摂るようにして、腹8分目で抑えましょう。

お菓子やアルコールなどの嗜好品はやめ、断食前日の夕食はスープやお粥などを食べます。断食は体調にあわせて1日から3日までにするようにしましょう。その間、水は積極的に飲むようにします。断食期を終えた回復期にもスープやお粥など消化に優しい食べ物で胃腸を驚かせないようにします。

このようにすることで断食による体質改善の効果が高まるだけでなく、好転反応が酷くなるのを防いだり断食後のリバウンドを回避することが出来るのです。

断食にはどれくらいの期間が必要?

断食をすることで体へ出る負担や安全性を考えると、1週間以上は望ましくありません。断食ダイエットは半日のものからありますが、おすすめは3日だと言われています。初めて断食ダイエットに取り組む方でも十分挑戦できる日数ですし、3日間の断食で便秘や宿便の排出を促進させデトックス効果も感じやすいために成果を感じることが出来る日数なのです。

しかし初めてトライする人は、まずは半日断食やプチ断食と呼ばれるものからやってみるようにしましょう。ある日急に食べ物をとらないようになると体は驚きますので、順番を守って正しい方法でやる必要があります。

また、3日で大丈夫だったからと日数を伸ばしたい人がいても、5日間程度までにしておきましょう。体への負担を考えると長期間はおすすめしません。

断食ダイエットをする場合の注意点

断食ダイエットは効果が高い分、注意点も多いです。断食では食事を摂りませんから、エネルギー不足になり、集中力の低下やイライラしやすくなったりぼーっとしたりしますし、筋肉が減るので太りやすい体質になります。

その為に基本的には太っていること以外は健康な状態である方しかやってはいけません。妊婦さんや授乳中の母親、成長期の子ども、病気持ちや薬を飲んでいる方、疲労感がある方、精神的に疲れている方などはやらないようにしましょう。

いきなり断食をするのではなく、必ず準備期間、回復期間を設けましょう。順番にしないと体が飢餓状態であると誤認し、エネルギーを詰め込みやすい体になってしまうのです。リバウンドをしないためにも順番を守りましょう。

プチ断食で気軽にダイエット

いきなり断食をするには環境が整わない、もしくは初めて断食をするという方にはまずプチ断食がおすすめです。プチ断食ダイエットの目的とは内臓を休ませることにありますから、1日だけ水と飲み物だけで過ごす方法です。

水分はよくて固形物はダメ、という内容ですので飲み物の内容に決まりはなく、スープや味噌汁の上澄み、砂糖水、レモネード、紅茶や緑茶など自分の好みにあわせて選ぶことができます。まずは断食前の夕食は少なめにしましょう。当日は飲み物だけで過ごします。

そして翌日は回復期として胃腸に優しいものを食べるようにしましょう。朝から固形物でも大丈夫ですが、脂っこいものは避け、2日くらいかけて徐々に量を増やすようにしましょう。

ヨーグルトを取り入れた断食

ヨーグルト断食ダイエットは2日かけて行うプチ断食の一種です、1日目の3食、そして2日目の朝と昼にヨーグルト150グラムと豆乳もしくは野菜ジュースを200から400ミリリットル摂ります。水や飲み物だけのプチ断食よりもお腹にたまりやすいヨーグルトをたっぷりと食べることが出来るために、空腹を感じにくく挫折しにくい断食だといわれています。

ヨーグルトを食べることで断食中であってもビタミンやミネラル、たんぱく質など筋肉や内臓を維持するために欠かせない栄養が摂れる上に、乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌もとることが出来、腸内環境を整えることにも役立ちます。空腹によるストレスが緩和されるというだけでも嬉しい断食方法です。

断食で痩せたらリバウンドは?

断食ダイエットは効果が高いですが、リバウンドしやすいダイエットであると言われています。断食によって体内の栄養が不足するのでエネルギーを作り出すためにまず最初に筋肉が分解されるのです。筋肉が減ると基礎代謝が下がり、太りやすい体になることから、断食後に普通の食事に戻した際、代謝されずに脂肪をして蓄積しやすいのです。

しかしそのことをしっかりと理解し、ダイエット終了後に落ちた筋肉を取り戻すために運動をしたり食事をいきなり戻さないでゆっくり時間をかけて回復期間を過ごすことでそのようなリバウンドは起こさないことも可能なのです。

断食ダイエットのコツは体が変化に驚かないようにゆっくりとやること。急激な変化は与えないようにすれば大丈夫です。