最近よく聞くグリーンスムージーと青汁って違うもの?

健康に良い飲み物としてグリーンスムージーが近年注目されていますが、日本には昔から青汁という健康ドリンクが存在します。

では、このグリーンスムージーと青汁の違いはどこにあるのでしょうか。そしてどちらが体に良いのでしょうか。

話題騒然のグリーンスムージーって?

「グリーンスムージー」という名前を聞いたことがある人は多いと思います。健康志向が高まる昨今、美容と健康のため生活に取り入れる人が増えていますが、そもそもグリーンスムージーがどのようなものかご存知でしょうか。

グリーンスムージーはロシア生まれでアメリカに移住したヴィクトリア・ブーテンコ氏が考案した健康食品で、葉野菜と果物と水のみをミキサーにかけて作る野菜ジュースの一種です。

スムージーというとヨーグルトや牛乳などを使うイメージがあるかもしれませんが、グリーンスムージーは水分は水のみで、野菜は葉野菜のみを使用するのが大きな特徴です。葉の部分には健康と美容に良いとされるビタミン類が豊富に含まれており、水のみを使うことで消化に負担のない飲み物になります。

昔からある青汁はどんなもの?

一方、日本でも健康食品として昔から青汁が存在します。では、青汁はどのようなものを指すのかというと、生の緑色野菜を絞ったものです。

ポイントは「生の野菜」というところで、野菜に含まれるビタミンは熱に弱い側面があるため、生の状態で絞ることで余すことなくその栄養分を摂取できるのが特徴です。

青汁には昔からアシタバや大麦若葉、ケール、ゴーヤなど栄養素が豊富な野菜類が使用されますが、昔は絞ったそのままの状態で青汁が作られていたので青臭く、飲みづらいものでした。

しかし、今は加工技術が上がり、栄養価は高いままに飲みやすい味わいの青汁が増えています。かつては青汁は体に良いけど美味しくないという概念がありましたが、今はその概念は崩れています。

青汁とグリーンスムージーの違い

青汁もグリーンスムージーも一見すると大きな違いはありませんが、違いの一つにグリーンスムージーは家で手作りして飲む人が多いが青汁は既製品を買う人が多いという点があげられます。

というのは、グリーンスムージーは野菜は葉野菜、あとは果物と水とシンプルな材料なので、スーパーで売っているその時々の旬の野菜や果物を使って作る人が圧倒的に多いです。

しかし、青汁はケールや大麦若葉など、市販ではなかなか手に入らない特別な野菜を使い栄養価の高さを売りにしている健康食品なので、なかなか家で自分で作るのは難しいです。

ですが青汁にこの野菜を使わなければいけないという定義はないので、手に入る緑色野菜で自分なりの青汁を作ることもできます。

一番の違いはフルーツの有無

とはいえ、青汁とグリーンスムージーには決定的な違いが一つあります。それはフルーツの有無です。グリーンスムージーは果物6:野菜4の割合で作られるため、味としては甘くフルーティーな飲み心地です。

グリーンスムージーはダイエットとしても多く利用されていますが、青汁はダイエット目的よりも健康食品として日々の栄養補助や健康維持のために飲まれることが多い特徴があります。

その理由は、グリーンスムージーには果物による糖質が入っているため、飲み心地が甘く満足感を得ることができるため、食事やおやつとの置き換えダイエットにも使われます。特にアボカドなど満腹感の強い果物を使うことで、食事にも匹敵する満足感を得ることもできます。

グリーンスムージーならではのメリット

グリーンスムージーならではのメリットとしては、簡単かつリーズナブルに作れるので毎日継続しやすいという点があります。葉野菜、果物、水と常に冷蔵庫にある材料で作れるため、毎日出来立てのフレッシュジュースを飲むことができます。

また、出来立てのグリーンスムージーにはビタミンA、C、E、B群やミネラル類も豊富です。見た目はグリーンで苦そうに見えても味はフルーティーで飲みやすく、甘みがあるので腹持ちも良いです。

舌が糖質の甘味に慣れることで、間食に甘いものを欲することも少なくなるので、その点からもダイエットにつながります。そして、なんといってもバランスよい栄養が取れる点です。食事からビタミン、ミネラルを十分に摂ることは大変ですが、一日一杯のグリーンスムージーで十分な量を満たすことができます。

フルーツの抗酸化作用で美肌に効果的

また、グリーンスムージーの大きなメリットとして「アンチエイジング」があります。というのは、生の野菜をたっぷり摂ることで私たちは酵素を摂取することができます。

酵素はデリケートなものなので加熱すると消滅してしまうのですが、生野菜を使用するグリーンスムージーからは無駄なく摂取することができ、酵素が体を内側からキレイにしてくれるのです。

また、フルーツには豊富に抗酸化物質が含まれています。体をさび付かせる原因である活性酸素を撃退する抗酸化物質を豊富に摂取できることで、アンチエイジング効果を得ることができると考えられています。

グリーンスムージーは何種類もの野菜や果物を使用するので、異なる種類の抗酸化物質を摂取することができるのも大きなメリットです。

繊維豊富で腸内環境の改善にも

グリーンスムージーはビタミン類や抗酸化物質だけでなく、食物繊維も豊富に含まれています。というのは、葉野菜には豊富な食物繊維が含まれており、そんな葉野菜を生のままミキサーにかけて作るグリーンスムージーには食物繊維がそのまま残されているのです。

食物繊維というと便秘解消のイメージが強いかと思いますが、その効き目は便秘に対するものだけではありません。食物繊維が老廃物を排除して腸内環境を高めてくれるのは言わずもがなです。そしてそれだけではなく、コレステロールを抑制したり、血糖値の急上昇を抑える働きもあります。

また、腸内環境が整うことで美肌にも大きな影響があり、健康面だけではなく美容面でも食物繊維はとても重要なのです。

青汁は安くて続けやすい

一方の青汁ですが、青汁の特徴は何といってもリーズナブルな点です。青汁は商品化されたものを使用している人が圧倒的に多い特徴があります。粉末に水を加えて飲むものが最も多いタイプですが、一日当たりの換算でいくと安いものだと30~50円、高くても200~300円程度で続けることができます。

グリーンスムージーの場合は基本的なシンプルレシピでも葉物野菜1種、果物2~3種類を使います。様々な種類の栄養素を取り入れたい場合は多くの種類の野菜や果物が必要となるので、青汁よりもコストは高くなり毎日継続するとなるとそれなりの費用が必要となります。

しかし、青汁の場合はケールやアシタバなどの自分では手に入れづらい栄養価の高い野菜を原料としていて、ローコストで続けられるメリットがあります。

低カロリーなのは青汁

また、グリーンスムージーに比べて青汁は低カロリーという特徴があります。というのは、一般的な青汁は野菜のみ使用されているので、甘い糖質は含まれていません。

そのため、置き換えダイエットというよりは栄養が偏りがちな人が食事と一緒に飲んで栄養バランスを整えたり、なかなか日常では摂取することのできない高い栄養素を摂取する目的で青汁を飲む人も多く、低カロリーなのでカロリーを気にせずに気軽に毎日の生活に取り入れることができるのです。

グリーンスムージーには果物が入っているため、飲みやすい反面、ダイエット目的の人や糖尿病の人などはカロリーや糖分のことも考えてレシピづくりをする必要がありますが、青汁の場合はその心配は不要です。

青汁にフルーツを加えて良いとこどりするのもおすすめ

青汁は低カロリーで低コスト、既製品が売られているので作るのも手軽、と非常に魅力的な点が多いけれど、でもグリーンスムージーのようなアンチエイジング効果も捨てがたいと考える人は多いと思います。

そんな人にオススメなのが、青汁にフルーツを加えてしまう良いとこどりです。ミキサーやブレンダーで青汁とフルーツを混ぜるだけなのであっという間に作ることができます。そして、加えるのはフルーツだけなので、コストもそれほど高くはなりません。

それで、自分では手に入らないような栄養価の高い野菜に含まられる栄養素と、フレッシュフルーツの抗酸化作用や酵素を摂取することができ、健康面でも美容面でも高いレベルの野菜ジュースを作ることができます。