最近話題の酵素玄米!話題の理由とは?

玄米は栄養価が高い食材ですが、味や食感が馴染めないと感じている方も多いはずです。酵素玄米は口あたりが良く、味もおいしいので、食べる方が増えている食品です。

家庭でつくることができる他、市販の製品もあります。

酵素玄米と玄米の違い

酵素玄米は玄米を炊いて保温し続けることにより、発酵を進めたものです。酵素はダイエット食品や健康食品として使われるだけではありません。酵素は昔から食品の製造に利用され、発酵により増える性質があります。

玄米の糠の部分には酵素が含まれており、炊き上がった玄米を数日間保温し続けることで、発酵します。発酵させた玄米を酵素玄米と呼びます。発酵食品の多くは発酵させたことにより栄養価が高くなります。

また、発酵により、消化がされにくいものでも消化できるようになります。 酵素玄米は普通の玄米と比べてアミノ酸の一つであるギャバが増え、美容や健康に良い影響を与えます。消化のしづらい玄米が、酵素玄米となることで消化吸収がしやすくなります。

酵素玄米は炊いた玄米を保温し続けてできたもの

酵素玄米は一定の方法により、自分でつくることができます。玄米4合、600gの場合のレシピは、小豆50g、塩3g、水は適量で、玄米の炊飯機能がある炊飯器を使います。玄米は小豆を混ぜて水洗いし、塩を加えて1時間ほど水につけてから、炊飯器で炊き上げます。

炊飯器は玄米の炊飯機能が付いたものを選ぶ必要があります。炊き上がったら時々混ぜ合わし、数日間保温します。この過程では色が黒みがかってくるのが特徴です。保温をし続けることにより発酵が促され、独特の風味が出ます。

3日~4日ほどで食べごろとなり、その後は冷蔵庫での保存も可能です。雑菌の繁殖が心配される場合は早めに食べきることが必要で、遅くても製造を始めてから1週間以内に食べきるのがベストです。

約3日間寝かせておくことから寝かせ玄米とも呼ばれる

酵素玄米は保温し続けることにより熟成され、アミノ酸の一種である、ギャバという成分が増えます。酵素玄米の製造過程では保温し続けることが必要なため、炊飯器が独占されます。酵素玄米をつくる場合は、炊飯器が独占されることを前提にする必要があります。

製造過程では、雑菌の繁殖に注意が必要です。通常のごはんの保温よりは長時間の保温が必要となるので、清潔を保つことが大切です。材料を調達する場合は、有機栽培の玄米を選ぶ必要があります。酵素玄米は糠の部分もいっしょに食べることになります。

糠の部分は農薬が溜まりやすいので、農薬を使っていないお米ならば安心です。小豆も無肥料天然栽培のものを用意し、塩は天然塩を用いることで、最高の組み合わせとなります。

酵素玄米特有の効果とは

酵素玄米は玄米からつくられます。そのため、成分のほとんどは玄米と変わりません。しかし、酵素玄米は発酵により、普通の玄米よりも栄養の吸収がしやすくなっています。そのことが、酵素玄米特有の効果となって現れます。

米は日本人の主食と言われてきました。主食とは、その食材を食べることで、生命維持に必要な栄養素のほとんどを摂取できるもののことです。しかし、日本人は玄米を精米して白米として食べることが多くなりました。

そのため、玄米の糠の部分に含まれる、たんぱく質、ミネラル、ビタミンが摂取できなくなり、主食以外のおかずから必要な栄養素を摂取しなければならなくなりました。

たんぱく質は肉から、ビタミンやミネラルも他の副食により摂取しなければならなくなり、白米は主食とはいえないほど、栄養価の低い食材に甘んじることとなりました。

食感がもちもちし旨味がアップ

炊き上がった玄米は、数日間保温し続けることで、もちもち感がアップします。その間においしさも増し、多くの人が食べても違和感の無い食材となっています。このことは重要で、いくら栄養価の高い食材でも、食べにくいものであれば敬遠されます。

現代社会はおいしいものに満ち溢れており、玄米の食べ難さは普及の妨げになってきました。しかし、酵素玄米の登場により食感と味が改善され、これまで玄米の摂取をためらっていた人にも受け入れられるようになりました。

酵素玄米は主食として位置づけてもおかしくない、重要な栄養素を含んでいます。エネルギー源となるでんぷん、血や肉、骨をつくるアミノ酸・ミネラル・ビタミンを含んだ完全食品に近い食品として、復活を遂げたことになります。

同量の白米と比べて栄養価が豊富

酵素玄米は普通の玄米と比べて、アミノ酸の一種である、ギャバが増えています。ギャバは脳内の興奮を抑え、脳を正常に保つ働きがあります。そのことでリラックス効果が得られ、美容と健康が増進します。

ギャバは血圧を抑える効果があり、脳血管系の病気の発症を防ぐ効果も期待できます。ギャバはさらに、コレステロールや中性脂肪を抑える効果があり、動脈硬化の改善に役立ちます。ギャバは老化防止にも効果があり、アンチエージングのための食材として活用できます。

そもそも酵素玄米は、普通の玄米が持っている栄養素をそのまま引き継いでいます。酵素玄米の栄養素は白米とは比較になりません。白米のほとんどはでんぷんですが、でんぷんはエネルギーにしかならず、血や肉、骨になる栄養素ではありません。

酵素玄米にするとアミノ酸が増えて痩せ体質に

主食を白米から酵素玄米に替えることで、アミノ酸の摂取量が増えます。そのこと自体で痩せるわけではありませんが、副食としての肉の摂取が抑えられるので、その結果として痩せることができます。

人間は生命維持のためにアミノ酸、ミネラル、ビタミンを摂取する必要があります。昔の日本人は、アミノ酸を主に主食の玄米と豆から摂取してきました。

しかし、現代人は主食を白米とすることでアミノ酸の摂取が減り、アミノ酸を肉類から摂取しなければならない状態となりました。玄米に含まれるアミノ酸と豆類に含まれるアミノ酸はその種類が異なるため、玄米で不足したアミノ酸は豆類で補うことはできません。

日本人はアミノ酸摂取の必要性から肉食の摂取を増やしました。その結果、飽和脂肪酸も過剰に摂取することになり、日本人の肥満は増加していきました。

よく噛む分満腹感アップ

酵素玄米は普通の玄米ほどではないにせよ、白米よりはよく噛まなければなりません。食べ物はよく噛むだけで、満腹感がアップします。そのことにより、過剰な飲食は控えられ、自然なダイエットが可能となります。

酵素玄米を食べることにより、副食の選択も変わってきます。酵素玄米を食べることでアミノ酸の摂取が増えるので、肉類の摂取が自然に控えられるようになります。酵素玄米を食べていると、明らかに肉食の欲求が減っていきます。

一方、酵素玄米には無い一部のアミノ酸を補うために豆類の摂取が増え、野菜や小魚などの欲求が高まります。そのことで、栄養バランスが完全になるからです。

よく噛むことでの満腹感と、食事の構成要素の変化により、飽和脂肪酸や糖分の摂取は控えられ、体重の増加が抑えられます。肉類や乳製品、糖分の過剰な摂取が自然に抑制されるので、体重は減少傾向を示します。

さらに小豆を入れて炊くとアンチエイジング効果も

酵素玄米に含まれるアミノ酸は、からだに必要な必須アミノ酸を全て含んでいるわけではありません。しかし、豆類と組み合わされることで、必須アミノ酸は完全になります。豆類は玄米と並んで優れた栄養価を持った食品です。

豆類はアミノ酸の他、ビタミンB1・B2・B6などのビタミン類、カリウム・カルシウム・マグネシウム・鉄・亜鉛などのミネラルを豊富に含んでいます。さらに豆類にはイソフラボンが含まれています。

イソフラボンは老化の原因となる活性酸素の働きを抑える効果があるので、アンチエイジングが期待できます。酵素玄米は調理過程で小豆と混ぜ合わされます。小豆と混ぜ合わされることにより食べやすくなるだけでなく、栄養のバランスも整えられます。

おすすめ酵素玄米活用レシピ

酵素玄米は和食の食材との組み合わせが抜群です。ほうれん草の和え物や里芋の煮物、海草の酢のもの共、良く合います。油揚げや豆腐、湯葉などの料理と組み合わせても、自然な組み合わせとして受け入れられます。

酵素玄米を活用する他のレシピ としては、炒め物や混ぜものがありあます。酵素玄米のチャーハンは歯ごたえが良く、味も抜群です。ドリアに入れてもしっくりきます。ドリアの具材として酵素玄米の食感は都合が良く、食べやすい料理が出来上がります。

カレーをかけてもおいしくいただけ、ポタージュスープに入れても不自然さはありません。酵素玄米は白米同様に様々なレシピに活用が可能です。

酵素玄米の栄養特性を引き出すには豆類との組み合わせが必要で、野菜や小魚、海草を付け合せることで、栄養価は完全となります。