杜仲葉はどれくらい体にいいのか

杜仲葉は漢方やお茶として身近になってきた存在ですが、体の健康に役立つ成分がたくさん入っていて、気になる生活習慣病の予防にも役立つ魅力があるものです。知識を深め、家族で摂取を行うようにすれば、健康維持にも役立ちます。

杜仲葉とはいったい何?

杜仲葉は昔から漢方に使われてきており、原産国は中国などです。副作用が少ない薬として重宝されており、寒いところでも育つため、日本でも生育が可能です。トチュウ科の落葉高木で、20年から30年ほどたつと驚くほど巨木に育ちます。

葉をちぎるととても繊維質で、葉を食べに来た虫が絡まって食べられなくなるほど繊維質なことが特徴的です。このため、日本で栽培されている杜仲葉も農薬を使わずに育てられています。

若葉は昔からお茶として使われており、それ以外の樹皮なども用いられています。葉から採取される白い液は、天然ゴムとしての価値もあることが分かっていて、工業などでも注目されている植物です。多様な栄養成分があって、平安のころから滋養強壮としてよいと認識され、使われてきています。

杜仲葉の成分について

とてもミネラルが豊富に含まれているのが杜仲葉であり、リンに鉄、カルシウム、カリウム、マグネシウムや亜鉛が確認されています。そしてアスペルロシドやゲニポシド酸、ピノレジノールやジグルコサイドが体内に入るととても重要な役割を担ってくれることが分かっています。

ビタミン類も豊富で、ビタミンB1やB2、B6が一度にとることができますし、総カロテンに総トコフェロール、ビタミンCも含まれている植物です。渋み成分として知られるタンニン、たんぱく質や脂質などもあります。

ほかにディリグナンやペクチンなど複数の成分が確認されていて、体を健やかに維持するために役立つ成分がとても豊富に含まれていることが特徴であり、肥満の悩みがある人にとっても有効的な成分がたっぷりと入っています。

杜仲茶はどういった効果があるの?

健康に役立つ成分が入っていて、昔から滋養強壮剤として用いられてきましたが、杜仲茶にして飲み続けることで、期待できる効果は多様にあります。ゲニポシド酸は普段聞きなれない成分ですが、高血圧を防いでくれる成分として注目されテレビなどでも話題です。

血管を拡張させ、血液が流れやすくなることで圧力が必要なくなるため、血圧の低下につながります。ゲニポシド酸が副交感神経に作用して、働きを高めてくれることで血管の壁にある平滑筋が緩められるからです。

カリウムの利尿作用は、体にたまりすぎた水分を輩出させるのに優れており、塩分を取りすぎたときにも、尿として排出するのに役立ってくれるので、腎機能が低下している肝臓が疲れているといったときに役立ちます。

また気になる脂肪を減らしたいと考えている人にとっても、期待できる成分が入っているため、ダイエットのサポートとして飲むことができます。

杜仲葉はどんな人が適しているの?

体の健康維持を目指している人や生活習慣を予防したい人などに適しており、カフェインが含まれていないので、子供でも安心して摂取することが可能です。

杜仲葉の摂取を続けていくと肝臓の機能だけでなく、筋肉や褐色脂肪細胞の働きを高めてくれることもわかっていて、基礎代謝を効率的に上げてくれます。

運動を行って脂肪を減らすことが苦手な人は、基礎代謝を上げることでこれまでよりもエネルギーが消費されやすい体にすることができますから、肥満の予防としてとても役立つ成分が入った植物です。

血流がよくなることで体の冷えが解消されたり、肩こりがほぐれやすくなるといった効果も期待できるため、日ごろ体温が低くて免疫機能が落ちている人や、慢性的なコリがある人などにも適しています。

杜仲葉はダイエットに適しているの?

アスペルロシドという成分が、内臓脂肪を減らす手助けをしてくれる成分で、小腸で胆汁酸の分泌量を増やします。胆汁酸が増えたことで、脂肪を代謝するはたきがある肝臓、筋肉、褐色脂肪細胞が活発化し、効率よく脂肪がエネルギーとなって消費されていくようになります。

肝臓は、エネルギーを生み出すために脂肪酸を分解する働きを担っており、筋肉にもエネルギーを生み出してさらに消費する機能があり、褐色脂肪細胞も脂肪酸を利用してエネルギーを生み出し、燃焼させることが可能です。

すべての機能が活発になると、エネルギーの消費量は1時間のウォーキングを行った時と同じくらいエネルギーの燃焼につながり、内臓脂肪を減らしますからダイエットに適しているといえます。

杜仲葉はどうやて体に取り入れるの?

成分を気軽に摂取できるのは、やはりお茶として飲む方法です。杜仲茶として売られているものは、そのままお湯を入れて抽出して飲みます。濃いと成分もたくさん含まれますが、飲みにくい味になってしまうこともあるため、加減が必要です。

料理に使えば味が気にならなくなり、子供でも気軽に摂取できるようになります。茶粥を作ったり、崛起に混ぜたりするのもよく、餃子の具に混ぜるといった方法もあります。抽出した杜仲葉をフライパンで炒って、ふりかけにして食べることも可能です。

家の庭に杜仲の木がある人は、自分で茶葉に加工することができます。できるだけ柔らかい若葉を利用して、しっかりと乾燥させて使います。風通しの良い場所で日干しするのがいいですが、すぐに飲みたい人はフライパンで焙煎するのもよいでしょう。

杜仲葉と一緒に摂取するといいものは?

杜仲葉の健康的な成分とともに合わせて摂取するとよいのは、はちみつです。杜仲茶にしても味が苦手という人は、はちみつを入れると甘みが増して飲みやすくなるだけでなく、疲労の回復に役立ったり、腸の働きに役立ちます。

疲労回復や美肌を目指すのであれば、レモンをプラスしてビタミンCの量を増やすこともおすすめです。ビタミンCが豊富な食材は野菜や果物に豊富ですが、杜仲葉の味と合わないものも多いので注意しましょう。

ダイエットのサポートとして飲み続けるのであれば、同じように脂肪燃焼が期待できるハト麦茶とブレンドしたり、生姜をすりおろして混ぜる方法があります。どちらも熱に強いですし、冷やしてもおいしい味わいになるので、季節を通して利用することができます。

杜仲葉のオススメの商品はなに?

自分でお茶にするのは大変ですから、すでに杜仲葉茶として売られているものを購入すると、手間がかからず便利です。小林製薬で販売されている杜仲茶は、ペットボトルタイプと煮出しようがあって、好みで使い分けることができます。

ゲニポシド酸が普通の約8倍得られる、濃い杜仲茶なども販売されています。煮だした後の杜仲葉は肥料としても使えるほか、パックのままお風呂に入れると肌をすべすべにしたいときに用いるとよいでしょう。

ゆっくりお茶にして飲んでいる暇がなかったり、味が苦手という人は飲みやすく加工されたサプリメントを取り入れる方法があります。杜仲葉が粒になっており、山本漢方製薬などから販売が行われています。

サプリメントは飲みすぎても効果が高まるものではないので、目安量を飲むようにしましょう。

杜仲葉には副作用があるの?

副作用が少ないとして知られている杜仲葉ですから、適量を取り入れる分には特に問題がないといえます。胃腸の働きをよくすることがあるため、もともと過敏気味の人は注意が必要です。うまく調子が整う人もいれば、下痢気味になってしまうこともあるからです。

食物アレルギーがある人は、念のため摂取した後に変化が出ないか確認したほうが良いでしょう。血管を広げ体温上昇につながりやすいため、発汗量が多く気にしている人は気を付けて摂取する必要があります。

味が苦手なのに、我慢して摂取を続けていると体に反射的な症状が起きることがあります。人によって現れ方に違いがあり、体調を崩してしまう場合があるので、飲みやすい味になるように工夫してストレスにならないように続けましょう。

杜仲葉で禁煙ができるの?

禁煙を始めると常に煙草を吸いたいという欲求と戦う必要があり、その時に代用品として杜仲葉で作られた禁煙草を用いる方法があります。

吸いたいのを我慢してイライラしたり、怒りっぽくなってしまうような人は、たばこと同様の吸う感覚を得られるため、ストレスを緩和させることが可能です。

注意しなければならないのは、ニコチン依存になっている場合、杜仲葉で作られた禁煙草を吸っても欲求が解消されることがなく、余計に吸いたくなってしまう場合があります。

ニコチン依存は医師とともに改善を目指さないと禁煙を成功させるのは難しく、徐々にニコチン量を減らしていく方法と合わせて禁煙草を用いるようにしたほうが良いでしょう。普通の煙草より害がない杜仲葉ですが、吸いすぎてしまうのはよくありません。