皮下脂肪についての正しい知識をつけて効率よく痩せよう!

ダイエットに取り組む場合、皮下脂肪を燃焼させなければ痩せないとよく言われます。皮下脂肪は溜まりやすく燃焼しにくいという特徴を持っているため、効率よく痩せるためには正しい対処方法を知っておくことが大切です。

皮下脂肪ってどこのこと?

皮下脂肪とは、名前にある通り臓器の周囲ではなく皮膚の下あたりについてしまう脂肪のことを言います。お腹やふくらはぎの皮を摘むと容易に確認することができ、特に女性に付きやすいと言われています。内臓脂肪と比べて皮下脂肪は燃焼させるのが非常に難しいことで知られており、ダイエットに挑戦してもなかなか痩せられない原因になっています。

皮下脂肪は、摂取したものの消費されずに余ってしまったエネルギーが蓄積したものです。長い期間をかけて少しずつ蓄積されてきたものなので、これを取り除くにはかなりの苦労が必要になります。食事制限をいくらしても皮下脂肪はなかなか燃焼せず、しっかり運動してエネルギー消費量を多くしなければなりません。

皮下脂肪と他の脂肪の違い

皮下脂肪と内臓脂肪の違いとしては、やはり脂肪が付いてしまう場所に大きな特徴があります。皮下脂肪は皮膚の下に存在する皮下組織の周辺に脂肪が蓄積するタイプで、特にお尻や太ももなど下半身に付きやすくなります。

上半身には付きにくいため、見た目的に洋ナシ体型などと呼ばれることもあり、女性は妊娠出産に伴って皮下脂肪が増える性質を持っています。一度蓄積すれば簡単には落とせないという特徴もあり、ダイエットの大敵と言えます。これに対して内臓脂肪は、主にお腹の中の臓器や腸間膜などに付く脂肪を指します。

お腹や腰の周囲が大きくなるため、リンゴ型体型などと呼ばれます。比較的血行の良い部分に付きやすく、蓄積されやすいですが分解も比較的簡単で落としやすい性質があります。この脂肪は男性に多く見られ、生活習慣病の原因にもなるため注意が必要とされています。

皮下脂肪が気になる部位

皮下脂肪は皮膚のすぐ下に付くのですが、どの場所にもできやすいという訳ではありません。特に皮下脂肪が気になる部位としては、腰回りやお尻の周辺、お腹周りなどが挙げられます。二の腕や背中にも付きやすいとされていますが、こういった部分に皮下脂肪がたくさん付いてしまうのは男性よりも女性の方が多くなります。

これは女性は赤ちゃんを妊娠するために身体をより衝撃や冷えから身体を守る必要があるためで、それには内臓脂肪よりも皮下脂肪の方が身体を全体的にカバーすることができるので適しているのです。このため皮下脂肪は妊娠した際に赤ちゃんを守るために必要となる腰やお尻周りに付きやすいとされており、全体的に丸みのあるシルエットになってしまうのです。

皮下脂肪が落ちにくいのはなぜ?

内臓脂肪と比べると皮下脂肪は燃焼しにくいことで有名であり、運動したとしてもなかなか落とすことはできません。その理由は、皮下脂肪は一度蓄積されてしまうと皮膚組織と脂肪細胞がしっかりと癒着し合ってこびり付いてしまうため、分解が難しく代謝が落ちてしまってなかなか燃焼しなくなることが挙げられます。

代謝が落ちている状態では、いくら運動しても思うように脂肪を落とすことはできません。できるだけ短期間で脂肪を落としたいと考えている場合、まずは代謝を上げて脂肪が分解されやすい状態にする必要があります。皮下脂肪は女性に付きやすいものですが、男性に全く付かないわけではありませんし、脂肪の落ちにくさは男性も女性も同じです。

皮下脂肪が溜まる理由とは

皮下脂肪は一度蓄積すれば燃焼させるのはかなり難しいので、そもそも蓄積させないようにすることが大切です。そのためにも皮下脂肪がなぜ溜まってしまうのかを知る必要があるのですが、その原因はごく単純です。

皮下脂肪は余ったエネルギーが蓄積されてしまうことで発生するため、消費カロリーに対して摂取カロリーが多すぎることが原因となっています。消費カロリーと摂取カロリーがバランスを取れていれば皮下脂肪ができることはないので、脂肪を溜めないようにするためには摂取カロリーを見直すことが重要となります。

スポーツや運動量の多い仕事をしているのでなければ、あまりカロリーを摂取しないように食事内容を制限するようにしましょう。

皮下脂肪は女性に多い悩み

皮下脂肪は男性でも女性でも性別に関わらず溜まってしまうものなのですが、実際には男性よりも女性の方が溜まりやすいと言われています。なぜ女性に皮下脂肪が溜まりやすいのかと言うと、女性特有の能力としても挙げられる妊娠と出産が関わっています。

皮下脂肪はお腹や腰、ヒップライン周辺に付きやすいものですが、それも全て赤ちゃんを育てる場所である子宮を守るためです。子宮は妊娠して赤ちゃんを育てるために必要不可欠な臓器であり、衝撃や冷えからしっかり守っていく必要があります。

妊娠後期に入るとお腹が膨らんで子宮を守れるのが皮下脂肪だけになってしまうため、女性は皮下脂肪が簡単に溜まるようなメカニズムになっているのです。

皮下脂肪を減らす方法について

上述したとおり、皮下脂肪は他の脂肪と比べて一度付いてしまうとなかなか落とせない脂肪です。ダイエットに励んでもなかなか落とせないのでモチベーションも下がってしまいがちなので、ダイエットを始める前に効果的な落とし方を知っておくことが大切です。

皮下脂肪に適したダイエット法としては、酸素を使って軽い運動を続ける有酸素運動が挙げられます。余ったエネルギーが変化したものが皮下脂肪なので、食事制限だけではなかなか減らすことができません。

エネルギーをできるだけ多く消費することが欠かせないのですが、それに役立つのが有酸素運動なのです。長時間にわたってエネルギーを消費し続けることが重要なので、厳しい運動よりも長く続けられる有酸素運動の方が適しているのです。

皮下脂肪を減らすための有酸素運動

有酸素運動とひと口に言っても、その具体的な運動方法は様々あります。代表的なのはウォーキングやジョギング、縄跳びに踏み台昇降などが挙げられます。いずれも心拍数がある程度上がるものの適度な負荷で済むので、長時間続けていくことができます。

中でも最も消費エネルギーが大きく、脂肪燃焼に効果的なのが水泳です。水の中で動くため普通の運動よりも筋力やエネルギーを必要とし、同じ運動量だったとしても消費エネルギーは格段に多くなります。

しかも水の浮力のおかげで体重を支えることができるため、身体に負担をかけずに長時間運動することもできます。短期間で痩せたい場合は毎日水泳を実践すれば確実に痩せられるので、試してみると良いでしょう。

筋トレをすれば皮下脂肪はなくなる?

筋肉は脂肪よりも引き締まって見えますし、エネルギー消費量も多いため、ダイエットのために筋肉を鍛えようとする人も多いです。しかし筋力トレーニングはかなり負荷が大きくなり、身体もすぐに疲れてしまうため長時間続けることができません。

脂肪を燃焼させるためには最低でも30分以上は運動を続ける必要があるため、筋力トレーニングだけでは皮下脂肪を減らすことは難しいでしょう。筋力を鍛えるよりも、軽い運動を長時間続けたほうが脂肪燃焼には効率的なので、有酸素運動を行ったほうが皮下脂肪を無くすことができます。

ただ、筋肉は基礎代謝を上げたり見た目を引き締める効果があるため、有酸素運動と一緒に筋トレも行うことでより効率よくダイエットを進めることができます。

漢方による皮下脂肪対策

皮下脂肪を燃焼させるには有酸素運動が最適なのは間違いないのですが、それ以外の方法を探している場合は漢方もお勧めです。

漢方の中には身体を温めてエネルギーの消費を促進させてくれる作用を持つものもあり、体質に合えば脂肪燃焼に役立てることもできるでしょう。漢方は医薬品と違って副作用などがあるわけではないので、健康に悪影響を与える心配もありません。

もちろん漢方を飲むだけで夢のように痩せられるわけではないので、一緒に食事制限や運動を行うことは欠かせません。また、漢方には体質に合う合わないという問題があるので、自分に合わない漢方を使用してしまうと吐き気や頭痛など不調が現れることもあります。違和感を感じ続けた場合は無理に飲み続けるのは止め、念のため病院を受診するようにしましょう。