結婚内祝いのお礼状の文例&マナーなど書き方まとめ

結婚式は新郎新婦にとって一生に一度の晴れ舞台なので、お世話になった人たちは全員参加してほしいものですが、会場の関係で招待することができない人や、事情があって欠席する人なども出てきます。そんな人たちから結婚のお祝いを頂いた際はお礼として結婚内祝いを贈ることになります。

結婚内祝いは感謝の気持ちを相手に伝えるものなので、単に金品を贈るだけでなく、お礼の手紙を添えることが重要になってきます。気になるのはどのタイミングで結婚内祝いを贈り、お礼状にどのようなことを書けばいいのか、またその書き方などです。

普段あまり考える機会がない分、いざという時に困ってしまいがちな結婚内祝いについて、お礼状の文例や書き方、その他のマナーなどについて見ていきましょう。

結婚内祝いには心を込めたお礼状を

人生の晴れの舞台、結婚式を終えた新婚夫婦の皆さん、結婚式という一大イベントを終えて安心してませんか?まだ終わってません。結婚式の後には、参加していただいたお礼に親戚や友人に内祝いを送らなければいけません。しかし何をすれば良いのかよくわからない方もいるのでは無いでしょうか?

もちろん二人で選んだ感謝を伝えるギフトを贈るのはいいですが、そこにお礼の手紙を添えると良いと、さらに良いと思います。もちろんマナー上ということもありますが、受け取る人の気持ちを考えた時に、贈り物だけよりも、心が伝わる感じがしますし、よりあたたかい気持ちがしますよね。

式に参列していただいたお礼はもちろん、二人でどんな家庭を作っていきたいかなどの抱負や、これからも末永くお付き合いしていくためのご挨拶をすることも大事ですよね。そのようなことを考えると、結婚の内祝いは夫婦二人で築く、最初の人付き合い、と言っても過言でないと思います。

人とのお付き合いはとても大事です。これから二人でもちろん楽しいこと、嬉しいことを経験していくことでしょうが、時には辛いこと悲しいこともあるでしょう。そんな時に周りの助けを借りることがきっとあるでしょう。良いお付き合いは即ち良い結婚生活なのです。ですから、面倒くさがらずに内祝いにお礼の手紙を書いてみましょう。

お礼状や内祝いのタイミング

結婚が決まってそれをお知らせすると様々な形からお祝いをいただくことがあります。結婚式を行う場合、そこに参加してくれる方はその日にお祝いを包んできてくれて、それに対するお礼として食事や引き出物などを渡すことができますが、結婚式に呼ばなかった方や来られなかった方からのお祝いをいただいた場合には、きちんとしたお礼状や結婚内祝いを贈ることがマナーです。

そしてそれを出すタイミングも考慮する必要があります。お祝いの多くは結婚式の1か月前から1週間前にいただくことが多いですが、届いたらすぐに電話などでお礼を述べておくことが大切です。そのうえで、内祝いを出す時期ですが、結婚式を終えてから1か月以内が目安です。

お祝いに対するお礼と共に、無事結婚をしたという報告をお礼状という形で添えて内祝いを贈ることがマナーです。内祝いの金額の相場は、お祝いに対して半額程度にします。あまり高いものを贈るとかえって気を使わせてしまうので、贈る相手や地域の慣習などによってその相場は変わります。

目上の方からの高額なお祝いに対しては3分の1程度の金額にしたり、年下や部下からの場合にはお祝いとほぼ同じくらいの内祝いをするなどその状況や関係性を考慮して贈ることも大切なことです。

お祝いを頂いてから1か月以内

結婚祝いを頂いた際には、お返しとして内祝いを送ることが多いと思います。内祝いを送るタイミングは、お祝いを頂いてから1か月以内にするのが望ましいとされています。1か月を過ぎてしまうとマナー違反と捉えられてしまうこともあるので、出来るだけ早めに対応する必要があります。

ただし、内祝いがあまり早すぎるのもあまり良くありません。お祝いをもらうことを想定していたと受け取られてしまうこともあるからです。お祝いが届いてすぐに送るのは避ける必要があります。インターネットサイト等では手軽にギフトも購入することができますが、注文したその日に発送されるということもあるので注意が必要です。

また、お祝いが届いたという連絡は届いてすぐにしなければいけません。遅くても2,3日以内には連絡する必要があります。連絡がないと送った方もちゃんと届いたのか心配になってしまうからです。お祝いの到着を連絡する場合には、電話やお礼状などが基本になります。

メールやSNSなどは友人同士であれば大丈夫な場合もありますが、年輩の人の中には失礼と感じる場合もあるので控えるようにしましょう。お祝いが届いたという連絡はすぐに電話でして、内祝いにお礼状を添えるという方法もあります。

親しい友達にもかしこまった文面で

結婚祝いをいただいた時のお礼の内祝いでは、ギフトだけでなくお礼のカードをつけるというのが一般的です。

親しい友達になると、かしこまった文章はなんだか恥ずかしくも感じてしまい、普段から出している手紙やメールのような文面でありがとうの気持ちを書いてしまいがちなのですが、結婚祝いは旦那と自分の二人に対していただいたものでもあるので、自分がお礼文を考えるとしても二人の代表として考えなければなりません。

これから二人の家庭を築いていく上で相手に不安を与えないように、どんな人であってもマナーを守った落ち着いた文面で書くことは欠かせません。一から自分で文章を考えるとなると、経験もないことから難しくてどのようにしたらいいか分からないものですが、例文として用意してあるものを活用して自分たちらしいアレンジを加えてみるとなれば簡単です。

内祝いを購入する店舗では、誰もが必ずお礼文をつけることになるためにオリジナルでカードを用意していることも多いものです。文面もいくつか用意されていて、それを活用することもできます。季節の挨拶から始まり、結婚祝いをいただいたお礼とこれから二人でがんばっていくこと、いただいた人への感謝の気持ちと健康や幸せをお祈りするという形でしめることになります。

内祝いのお礼の句読点は縁起が悪いのでNG

結婚の内祝いはめでたい出来事があった家がその幸福を近所や親戚に分かち合う意味あいがありますが、お礼状を送る際には決まり事があるのを知っているでしょうか。お祝いをくれた人に対しては品物だけでなくお礼状を必ず添えるのがマナーですが、書き方については注意する必要があります。

お祝いごとには終止符を打たない決まりがあるので、内祝いのお礼状には句読点を使わないのがマナーです。句読点を使いたい箇所はスペースで文字の間隔を空けたり行間で調整して工夫する必要があり、段落を変える時の文頭も空けてはいけないことになっています。お祝いごとには縁起が悪いとされているので、句読点の使用は控えるべきです。

句読点をつけては行けないのは歴史的な背景があり、かつて日本語には句読点がありませんでした。学校で子供が文章を読みやすくするために明治時代になって初めて使われたものなので、大人の文章に句読点をつけるのは失礼だと思われることがあります。

幸せが切れないようにとの理由もあり、句読点には切れるとか終わる意味が関連づけされやすく、縁が切れたり幸せが終わるイメージが想起されやすいです。儀礼的に慣例となったのも句読点をつけない理由の1つで、句読点を使うようになった一方で儀礼的な文章には句読点をあえてはずすようになりました。

内祝いのお礼を書くとき気を付けたいこと

結婚の内祝いに添えるお礼状を書くときに気を付けたいのは、忌み言葉を使わないようにすることです。忌み言葉とはお祝い事には縁起が悪いとして避けられる言葉のことで、結婚では、別れを連想される別れる、切れる、離れる、壊れる、捨てるなどや、再婚を連想される繰り返す言葉である重ね重ね、再び、くれぐれも、いろいろ、ますます、近々などが挙げられます。

また、ネガティブな意味をもつ厳しい、悲しい、冷える、忙しい、苦しいなども避けられる傾向があります。忌み言葉についてはよく知っていてわかっているという場合でも、ついうっかりということがあるので注意が必要です。

例えば、「二人で新たなスタートラインを切ることができました」や文末によく使う相手への思いやりの言葉である「くれぐれもご自愛ください」「ますますのご活躍を」など、内祝いのお礼状に書いてしまいそうなフレーズです。このような場合はどうすればよいでしょうか。

忌み言葉は別の言葉で言い換えるようにする必要があります。「二人で新たな道を歩む」や「どうぞご自愛ください」「いちだんとのご活躍を」などと言い換えると、忌み言葉を使わずに言いたいことを書くことができるでしょう。

内祝いのお礼は感謝の気持ちを伝えましょう

結婚の内祝いはお返しではなく感謝の気持ちを伝えることが重要です。現在の内祝いはお返しの要素が強くなっており、ここをまた間違えてしまうと気持ちが伝わりません。お祝い事の文面では「区切りや終わりをつけない」よう「句読点をつけない」とされています。

会社の同僚などの関係の文面ではそれほど意識する必要はありませんが、年長者や格上の方に贈る」フォーマルな文面では、気をつけるようにしましょう。お祝いにふさわしくない言葉は「別れる、分かれる」「切れる、切る」「離れる、去る」「終わる、流れる」など様々な言葉がありこのような言葉を「忌み言葉」いっています。

そして何度も繰り返すことを連想させる「再び、次々、返す返す、いろいろ、いよいよ」などの重ね言葉を使わないようにした方がよいとされています。忌み言葉は表現が分かりやすいですが、「重ね言葉」は、意識しないと使ってしまう場合もあるでしょう。

そして忌み言葉や重ね言葉を使わないことで本来のお礼の文章がぎこちなくなってしまう場合がありますので注意が必要になります。フレンドリーな関係の友人などに送る場合はあまり意識しなくてもよいかもしれません。また忙しくて内祝いを送るのが遅くなってしまった場合は電話でお礼の気持ちを伝えましょう。

白の無地の便箋と白の二重封筒がベストです

結婚祝いを貰って内祝いを贈る際、感謝の気持ち伝えるためにお礼状を添えることが大切ですが、封筒や便箋選びに困ったことがある人も少なくないのではないでしょうか。内祝いのお礼状を書く行為は結婚する時が初めての人がほとんどなので、そう思ったとしても当然ですよね。

お礼状を書く便箋は縦書きが一般的なのですが、最近は横書きも増えているのでどちらでもかまいません。選ぶ際は白の無地の物や罫線だけが入ったものが無難で、こうしたタイプを選んでおけばまず間違いないでしょう。

可愛いキャラクターの入った物や派手な模様のある便箋を選びたいと考える人もいるでしょうが、内祝いの場合は避けることですね。文字を書く時は万年筆か毛筆で書くのがベストなのですが、なければボールペンや筆ペンでも構いません。ただし色は黒か青で統一する必要があり、カラーのサインペンや鉛筆書きはNGです。

お礼状を入れる封筒については白の二重封筒を使うようにします。便箋を封筒に入れる時は三つ折りにして入れるのがマナーなので、便箋を三つ折りにしてきれいに入るサイズの封筒を用意するようにしましょう。

一口にお礼状と言っても贈る相手によって細かい配慮が必要です。結婚式の内祝いは人生の中で何度も書くものではないので自分自身で勝手に判断するのではなく、誰もが納得のいくマナーで対処するよう努めることですね。

内祝いのお礼は速やかに

結婚祝いをいただいたお礼として贈るのが内祝いですが、基本的には頂いてから一ヶ月以内に贈るのが社会人としてのマナーです。ただし、結婚前後は何かとバタバタと忙しいのも事実です。結婚式を挙げる人はその準備もありますし、式が終われば新婚旅行へというカップルも多いでしょう。

また、結婚は新生活の始まりでもあり、引越しやら各種手続きなど次から次へとやらなくてはならないことが出てきます。そんな中で、内祝いの準備が遅れてしまう人も少なくありません。しかしプレゼントを贈った側としては、なにかしらの反応が欲しいところです。

ちゃんと届いているのかも心配ですし、喜んでもらえたかどうかも気になります。ですので、もし内祝いが一ヶ月以内に送れないのであれば、とりあえずのお礼状、もしくは電話できちんと感謝の気持ちを伝えましょう。

たとえお返しの品がすぐに準備できないとしても、このお礼の電話があるかないかでは、全くその印象が違ってきます。自分たちの結婚を祝福してくれた相手には、くれぐれも失礼のないように気をつけなければなりません。

理想は、忙しくなることも見越して前以って準備をすることです。しかし、頂いたものによってお返しも臨機応変に対応したいというのもあります。そんな時は、電話という手段があることも忘れずに。

内祝いに添えるお礼状は心をこめて。

結婚を祝ってお祝いを下さったそのお心に感謝をして、自分の近況や夢、憧れと共に、頂いたものをどういう風に使わせていただくのか、一言添えると感じがよいでしょう。

プレゼントは贈る相手を思い浮かべながら用意するものですから、選んでくださっているその瞬間から、もうプレゼントの一部といえます時間を作って自分のために選んでくださったのだということを忘れてはいけません。

そのお返しとしての内祝いとなりますが、また、同様に送るお相手を思い浮かべながら品物を選択しますから、どういう風に考えて選んだのかも最後に一言添えると、気持ちが伝わります。結婚式は親から独立して、全く新しい人生をパートナーと共に歩き出す決意の儀式ともいえます。

御礼のメッセージは一人ひとり違うオリジナルなメッセージであると、好印象となるでしょう。お忙しい中、結婚式に足を運んでくださり、過分なるお祝いを下さった方、あいにく結婚式には来ていただけなかったけれど、品物を選んで送って下さった方へ、感謝の気持ちは大人として当然伝えるべきでしょう。

これからも仲良くしていただき、何かと教えていただく事も多くなるでしょうから、心を込めて、丁寧にメッセージを書きましょう。