食物繊維たっぷり!スムージーについて解説

野菜や果物の成分がまるごと摂れると評判のスムージーは、現代社会における乱れやすい食生活を助けてくれる飲み物です。

食物繊維やビタミン、ミネラルなどの体にとって必要とされる栄養が手軽に摂れるので、美容とダイエットに大活躍してくれます。

話題のスムージーダイエットはどんな効果があるの?

スムージを作る場合には、決まったレシピはありません。好きな野菜や果物をまるごとミキサーに入れるだけなので、飽きることなく続けられます。

ジュースは舌触りを滑らかにするために水分以外は取り除いてしまいますが、スムージーはリンゴやニンジン程度の柔らかい皮ならそのまま使用するので、食物繊維やポリフェノールがたっぷり含まれています。

スムージーはコクがあってドロッとしているので飲んだ後の腹持ちが良く、空腹感を抑える効果があるため、置き換えダイエットで利用されています。

グリーンベリースムージーのようなパウダーを水で溶かすだけで簡単にトロトロのスムージーが作れる物を利用すれば、材料のカットやミキサーの後片付けといった手間が省けるので、スムージーを習慣にしたい方にぴったりです。

野菜不足を気軽に補える

葉物野菜はボリュームがあるので、お皿に盛った状態では大量の野菜を食べているような気がしますが、実際にはそれほど食べていないといったケースがあります。

スムージーは野菜と果物がぎゅっと詰まっている飲み物なので、素材の成分が効率的に摂取できます。飲むタイミングは特に決められていないので、朝食代わりやおやつが食べたくなった時に飲むというように、使い方は自由です。

グリーンスムージーは緑黄色野菜がメインになっていて、野菜不足の解消に最適です。野菜だけだとクセの強い味になって飲みにくさを感じてしまいますが、スムージーはフルーツをブレンドしているので飲みやすさが抜群です。

オレンジなどの柑橘系果物やラズベリーを加えた甘酸っぱいスムージーや、マンゴーやバナナなどを加えた甘いスムージなら、美味しく飲みながら不足しがちな野菜を補えます。

ビタミンCやペクチンなど肌にいい成分が豊富

グリーンスムージーで使用している野菜や果物には、美肌に欠かせない成分が含まれています。レモンやイチゴ、パセリなどに含まれているビタミンCは、コラーゲンの生成を促して弾力を高め、メラニンにアプローチして肌の白さを保つ働きがあります。

抗酸化作用に優れているビタミンEは、毛細血管に働きかけて血流を良くしたり、脂質の酸化を抑える力があります。ビタミンB群やベータカロテンは荒れた肌を整えてくれる働きがあり、たくさんの材料を使っているスムージーなら、このような肌に良い成分がまとめて摂取できます。

血行が促進されて新陳代謝が活発になってくると、肌のくすみが和らいで透明感が増してくるので、ビタミンやミネラルは美肌に欠かせない成分です。

何より自然由来の食物繊維がたっぷり

スムージーは素材そのものを味わう飲み物なので、食物繊維が豊富に含まれています。食物繊維は摂取しても吸収されないまま排出されてしまうため、以前は役に立たない栄養だと考えられていたのですが、その後の研究で体を掃除するという大事な役目を果たしていることが判明しました。

そのためデトックス効果を高めるには、いかに食物繊維をたくさん摂るかという点が重要になってきます。野菜や果物は食物繊維がたっぷり入った食品ですが、調理する際に捨てられてしまう皮など、食べにくい部分ほど食物繊維が豊富に含まれています。

スムージーは素材をそのまま粉砕して作るので、自然由来の食物繊維を余すことなく摂取でき、スッキリできる体に近づけてくれます。

食物繊維がもたらすメリットとは?

食物繊維は、消化酵素では分解されない成分です。ですから他の栄養のようにエネルギーになる成分ではないのですが、体の中を移動していく間に良い効果をもたらしてくれます。

食物繊維は大きく分けて2種類あり、水に溶けてドロドロになる物を水溶性食物繊維、水に溶けないで腸まで届く物は不溶性食物繊維といいます。

どちらの食物繊維も、体内で活躍するためには水分が必要です。水溶性食物繊維は水に溶けてゲル化することで、不溶性食物繊維は水分を吸収してカサを増やすことで効果を発揮します。

こうした食物繊維の働きを考慮すると、水分と食物繊維が同時に摂れるスムージーは理にかなった飲み方です。食物繊維はスムージーのトロトロ感を出している成分でもあり、満腹感を高める意味でも活躍してくれます。

水溶性食物繊維で便秘解消に

リンゴの皮に含まれているペクチンや海藻類に含まれているアルギン酸は、水溶性食物繊維です。水に溶けてゲル状になっても、吸収されないまま腸の中を移動していきます。実は水溶性食物繊維は、善玉菌を増やすという役割もあります。

便秘になっている腸は悪玉菌の勢力が増している傾向があり、善玉菌を増やして動きを活発にすることで排便がスムーズになるという訳です。

悪玉菌が優勢で弱っている腸は、免疫力が低下しているため、風邪をひきやすくなり肌荒れが発生しやすくなってしまいます。そして便から発生する有毒ガスが増えてくると、腸壁から吸収したガスは血液と一緒に全身に回ってしまうため、体に悪影響を及ぼします。

水溶性食物繊維で善玉菌が活性化すればスッキリした状態が続くので、腸を整えるために利用したい成分です。

血糖値の上昇を防ぐ効果も

水溶性食物繊維には、余計な物質を包み込んで排出する働きがあります。小腸に届いた水溶性食物繊維は、糖質やコレステロールにくっついて吸収を妨げるので、血糖値やコレステロールの上昇を抑える効果が期待できます。

血糖値の急激な上昇は脂肪の蓄積につながり、肥満や生活習慣病を招くきっかけとなってしまいます。血糖値の上昇を抑えるためには、食事をする時に低GI値食品を先に食べる方法が推奨されていて、炭水化物のような血糖値を上昇させる食品よりも、食物繊維が豊富なリンゴやほうれん草などの野菜、海藻類を先に食べると効果的です。

ですので食事の前に甘さ控えめのグリーンスムージーを一杯飲んで、血糖値上昇を抑えるという使い方もできます。

代謝改善でダイエット効果も

酵素が含まれている野菜や果物を使ったスムージーは、代謝アップが期待できる飲み物になります。食べる量は増えていないのに太りやすくなった、運動してもダイエット効果が感じられない、というケースでは代謝が低下している可能性があるので、スムージーを利用して食物酵素を摂り込んでおきましょう。

体内酵素はストレスや加齢が原因で減ることがあるので、食物酵素を役立てながら代謝酵素を活性化することが大事です。酵素はパパイヤやパイナップル、キウイ、セロリなどに含まれていて、これらの野菜や果物を使ったスムージーはダイエットでも活躍してくれます。

手軽に使えるパウダータイプのスムージーの中にも、ミネラル酵素グリーンスムージーのような酵素が入っている物があり、ダイエットの合間に飲むのに向いているスムージーです。

葉物野菜に乳酸菌プラスでより効果的に

スムージーを飲んでもお腹がスッキリしない場合は、乳酸菌をプラスして効果を高めてみましょう。乳酸菌は腸内を酸性に近づけて、悪玉菌が生息しにくい環境を作ってくれる善玉菌です。

スムージーをヨーグルトにかけてみたり、食事に発酵食品を加えたりして食生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。スムージーに含まれている食物繊維との相乗効果で、腸の活性化が期待できます。

しかし乳酸菌の滞在時間はとても短く、一定の期間が過ぎると排出されてしまいます。新たな乳酸菌を追加することで腸の働きが良くなってくるので、乳酸菌をプラスする場合は毎日摂取した方が効果が出やすくなります。

乳酸菌は腸内フローラを構成している善玉菌との相性が大事なので、色々な乳酸菌を試してみて相性の良い菌を見つけましょう。

不足しがちな食物繊維を意識して摂ってみよう

何気なく食事のメニューを決めていると、お腹が満たせる料理や美味しい料理を選んでしまうので、野菜が十分に摂れなくて食物繊維が不足してしまうことがあります。

玄米や緑黄色野菜、イモ類や海藻類を食べることで摂取量を増やすことができますが、インスタント食品が多く食事を簡単に済ませてしまう場合、食物繊維の摂取量はかなり減ってしまいます。

1日に摂取している食物繊維の量は若い世代ほど少なくなっていて、特に1人暮らしの場合は外食やコンビニのお弁当を食べる機会が多くなるため、食物繊維の摂取量が少ない傾向があります。

どのくらい食物繊維が摂れているのか食事メニューを確認してみて、食事だけでカバーできない分はスムージーなどの飲み物を使って摂るようにすると、食物繊維が効率良く補えます。