高血圧は生活習慣の乱れが原因?ダイエットをして健康的なカラダへ!

血圧の数値は体のバロメーターの役割を持っています。不摂生な生活習慣や不規則な食生活によって肥満となる事で数値が高くなると、それだけ体に負担がかかり大きな病気の原因にもなります。そのためダイエットで正常な状態に戻す事は健康のためにも必要な事です。

太りすぎと高血圧って関係があるの?

血圧と肥満は一体どのような関係性があるのでしょうか。実際に食べ過ぎや運動不足によって肥満状態となると、体には体脂肪や皮下脂肪がつき、代わりに代謝に必要な筋肉量が減少してしまいます。

また不規則な食生活や過食によって塩分量が増え、それによって大量の水分摂取を行う事で塩分過多によるむくみをおこします。この塩分過多が血圧を上げ血管壁に圧力をかける事で高血圧となり、その状態が続く事で血管のつまりや血栓、そして動脈硬化の原因にもなります。

必要以上の血圧の高さは脳梗塞や心筋梗塞を引き起こす可能性もありますし、何か症状が出た時には症状が進行していた、という事にもなりかねません。それらの理由から血圧の管理は健康な体にとって重要な意味を持ちます。

血圧を下げる方法はどのようなものがあるか

高くなってしまった血圧を下げる方法は、軽度の場合は自己管理によって調整する事が出来ます。それは普段の食生活や生活習慣を見直し、高血圧の原因となる行為を改めていくという事です。

明らかに普段から食事の量が多いという場合は適正な量を保つようにし、血圧を上げる原因となる塩分量の管理を徹底的に行ないます。調理に使う塩分だけでなく、ドレッシングやタレなどの調味料系の塩分にも気を遣う必要があります。

また塩分の排出に役立つカリウムを積極的に取り入れると良いでしょう。リンゴやスイカ、ジャガイモやきゅうりなどの塩分排出を促すカリウムを多く含む食材は色々と存在します。それらを上手に利用して取り込んだ塩分を排出するという努力が必要となってきます。

基礎代謝を上げて脂肪が燃焼しやすいカラダを作る

塩分を下げる努力は体にも良い影響を与えます。余分な塩分がうまく排出されるとむくみがとれ、血液の質や流れが良くなります。リンパ液も正常に流れる事で、体の様々な機能が安定して働けるようになります。

このように血圧によって関連する症状が安定すると、ダイエットを行う上でも良い結果を得る事が出来ます。正しい食生活に適度で適正な運動を続ける事で、血圧だけではなく体自体にも変化がおきます。

適正なカロリーによって管理された体は、機能やホルモン分泌を正常に働かせ、運動によって筋肉量を保つ事で脂肪代謝の促進に繋がります。つまり体全体で痩せやすい方向に向かっていくというイメージです。最初は血圧だけを意識していたとしても、結果的に体を健康にしていく食生活と生活習慣が実を結ぶ訳です。

食べるときは野菜から!順番を考えて食べよう

血圧の正常化と肥満解消に一番大切な食生活の管理は、食事内容は当然ながら、食べる順番も実は大きな意味を持っています。同じ食事をするにしても食べ方の方法を変えるだけで、ダイエット向きな摂取方法となります。

実際に食事する事で糖分や脂質が取り込まれると血糖値が上がります。この血糖値は急激に上げてしまうのは良い事ではありません。糖尿病を防ぐためにも血糖値の変動は急激なものではなく、緩やかに上下するのが理想的です。

そしてその方法として食事で最初に野菜などの食物繊維を摂取するのが良いとされています。食物繊維を先に取り入れる事で血糖値の急激な上昇を抑え、ゆるやかにしていきます。しかも食物繊維を先に食べるとお腹が満たされ、その後の食べ過ぎを抑えてくれる役目もあります。

規則正しく!食べる時間も大事

食事内容や食べる順番に気を遣いながら、食べる時間というのも大切です。それは不規則な食生活は体に負担をかけ、消化吸収にも影響を及ぼすからです。朝食を抜く事で空腹時間が長くなると、体は次に入ってくる栄養素を必死に溜め込もうとします。

しかもお腹が空き過ぎて大量に食べてしまいがちになるのも問題です。本来規則正しい時間帯に栄養素を摂る事で、体は消化吸収のサイクルを生み出していくものです。それらを無視し食べたい時に食べるという状態はせっかくのサイクルを見出しかねません。

何事もバランスは重要ですが、特に体にとっては規則正しい食事や睡眠などは、体の機能のサイクルやリズムを司る意味でも気を遣うべきものだと言えるでしょう。

ゆっくりよく噛んで満腹感アップ

肥満傾向の人によくみられるのが早食いです。よく噛まずに飲み込むクセによってゆっくり噛まずに経口摂取を続けてしまいます。食事によって摂取された栄養は、よく咀嚼する事で消化吸収が良くなります。

しかし飲み込むように食事をすると、その消化吸収の働きが鈍り体にとって負担となります。また早食いは、お腹いっぱいという感覚を司る満腹中枢が働く前に大量の食事を詰め込む形となるため、必要以上のカロリーを摂取してしまいます。

ゆっくりと咀嚼し食べる事は、適度な量で満腹感を得るためにも必要な事です。これらの理由から良い食べ方を続けるならば、しっかりと噛んで消化吸収させる事を意識し、正しく満腹感を感じさせるようにする必要があります。

炭水化物は夜は控えよう

血圧やダイエットを意識するならば、必要以上のカロリー摂取を控えなければなりませんが、過度な食事制限は逆効果になります。ダイエットを意識するあまり最初から極端な制限を行うと、ガマンが限界に達した時に過食行動に走ってしまいます。

そして正常な食欲のコントロールを失いリバウンドを起こしかねません。そのような状態を防ぐには、極端な食事制限をしない事です。理想としては炭水化物、たんぱく質、食物繊維、脂質のバランスを考え、程よい量に留める工夫をします。

特に夕食に炭水化物を控える意識を持つのが良いでしょう。夜間は活動する時間帯ではなく休息の時間帯になるため、摂取した炭水化物による糖質を溜め込んでしまいます。そのため昼の時間帯は問題無いですが、夕食時には意識して炭水化物を減らす努力をしましょう。

無理をしない程度の運動をしよう

食事の管理をするだけでも体には変化が起こり、血圧の数値の安定や、体重減少などの効果を得る事は出来ます。健康を考え正しい食事管理を続けられるようになったら、次は適度な運動をしていきましょう。

普段運動を全くしていない人や、肥満度が大きく体に負担がかかりやすい人にとっては、運動で体を動かすのはキツイ事でしょう。しかし食事管理によって体型が変化し、ある程度体重が落ちた場合は運動によって起こりやすい関節への負担を軽減する事が出来ます。

さらに運動を行う事で脂肪燃焼が促され、体型を作り出す筋肉量が増えてきます。これによって食事と運動の相乗効果を体感する事が出来るため、続けられる無理のない運動を見つけ出し、積極的に体を動かして張りのある生活を目指す事を提案します。

体重が減ったのに血圧が下がらない!その原因は

体重計に乗ると確かに数値は下がっているけれども、血圧を測るとほとんど変わらないという場合もありえます。それは減量中に減塩を意識しなかった場合やストレスがかかる事で一時的に高血圧になる場合、また病院で測る度に数値が高くなる白衣現象など原因は様々です。

基本的な食事管理や運動効果によって血圧は安定すると言われていますが、中には体質的な問題から血圧が下がらないという場合もあります。

そのような理由から、きちんとダイエットは成功しても高血圧のままという事態であれば、これは個人で管理するレベルではないという事になります。ただの高血圧だけの問題ではなく、その裏に隠された病気の存在がある可能性も否定出来ないからです。

痩せても血圧が下がらないときの対処の仕方

ダイエットをしても高血圧状態が続く、あるいは逆に数値が上がってきたという場合は、自覚症状が無くとも医師の見解が必要になってきます。特に高血圧自体は自覚症状が如実にあらわれるものではなく、気がついていない人も多いものです。

検診などがキッカケで自覚する場合も多く、初期症状が無いというのも問題なのかもしれません。そのため高血圧を自覚していてダイエットや健康管理に励んでいても、血圧が安定しない場合は、迷わず医師の診察を受けましょう。

必要に応じて適切な薬が処方され、個人に合わせた血圧管理を指導してくれます。また他の病気の可能性がある場合も、然るべき検査を行ない治療をスムーズに勧めてくれます。このように個人での限界がある場合は、速やかに医師に相談するのも体を守る術です。