GABAがストレスフリーにしてくれるかも

日常的にストレスが溜まっている人、今日はなんだかイライラするなと感じている人、ストレス発散をしたいと思っていても、なかなか効率よくはいきません。

そこで手軽にストレスを軽減できる成分であるGABAを取り入れてみるのはどうでしょうか。

GABAを多く含む食べ物は

ストレスに効果がある成分として注目されているGABA、一部お菓子などにも用いられていますが、食べ物として摂取する場合、どのようなものに含まれているのでしょうか。

GABAとはアミノ酸の一種であり、体内でも作られます。以前は外から摂取したものは、脳にまで届かないと言われていましたが、最近の研究では食品から摂取したGABAでも脳に届くことが分かっています。

GABAを含む食べ物としては、トマトやジャガイモ、みかん、甘夏、発芽玄米といったものが多く含まれています。柑橘系は多く含まれる傾向があり、柑橘類が好きな人にはおすすめといえるでしょう。

発芽玄米も、注目すべき食材です。白米の代わりに毎日摂取し続けるが出来るので、無理せずに取り入れることが可能となります。

GABAをたくさん摂取できるオススメ料理

GABAを効果的に摂取することが出来るレシピとして、もっとも簡単なのは発芽玄米でしょう。白米でもなく玄米でもなく、発芽玄米を選ぶことが大切です。最近の炊飯器は、発芽玄米も美味しく炊けるものが多く販売されていますから、硬くて食べられないといった心配はないでしょう。

またGABAを含む調味料などもおすすめです。醤油メーカーとしても有名なヤマモリでは、GABA醤油というものも販売されています。通常の醤油と同じ使い方で使用できるため、毎日の調理に気軽に使うことが出来ます。

また、スーパーで売られているじゃこもおすすめです。GABAは魚の頭の部分にたくさん含まれていると言われ、小魚であれば丸ごと摂取しやすいというものです。大根おろしにかけて食べたり、ハンバーグに混ぜてみたり、温かいご飯にのせてどんぶりにしても美味しいでしょう。

抗ストレス作用って本当に効くの?

しかしGABAの抗ストレス作用というのは、本当に効果があるのでしょうか。ストレスがかかるということは、免疫力が低下するということです。免疫力が下がった場合は、血液中に含まれる血中免疫グロブリンlgGの濃度が下がることが分かっています。

そこで実験用に、GABAを与えたラットと与えていないラットを準備します。2種類のラットに、同じようにストレスをかけ、血中濃度を測定するのです。

結果として、GABAを与えられたラットの方が、血中免疫グロブリンlgGの減少を抑え、GABAがストレスに高い効果を示すことが分かったのです。

ストレスというのは、目に見えない間に、身体中にいろいろな作用を与えています。日々の生活の中で、なるべくストレスを感じないように生活する事は、とても重要な事なのです。

どのような時に摂取するのがいいの

GABAが抗ストレス作用があるということはわかりましたが、より効果的に摂取するにはどのようなタイミングで取り入れるといいでしょうか。

GABAは体内でも作られるということは前述したとおりです。通常一日に必要な量は体の中で作られています。しかし外部からの刺激や精神的ストレスが与えられると、脳内のGABAは消費されていきます。

つまり、ストレスが多くかかることによって、必要なGABAが足りなくなり、脳内にある興奮系物質であるグルタミンの働きが大きくなり、イライラしてしまうのです。よってストレスを感じてGABAが足りなくなっているなと感じた時に、GABAを含む食品で補ってあげるのが有効と考えられているのです。

オススメのサプリメントが聞きたい

GABAを含む食べ物は、食事に気を付けている人であれば取り入れることは難しいことではありません。ただし、食べ物で摂取できるGABAの量は、だいたい一日に50~100mg程度でしょう。しかしストレスを多く感じる人の場合、一日に摂取したい量は200~500mgとも言われています。

これだけの量を食べ物から摂取することは難しいために、サプリメントの利用がおすすめなのです。GABAサプリメントは、さまざまな種類のものが販売されています。GABAには不眠改善の働きもあります。こういった作用を期待するのであれば、錠剤ではなく粉末のサプリメントがおすすめです。

粉末であれば、摂取量を調整することも可能で、より吸収が早くなります。ギャバ100%ピュアパウダーなどがおすすめです。日中のストレス対策であれば、錠剤のサプリメントがどこでも気軽に摂取できていいでしょう。

ただし、一日の摂取量には気を付ける必要があるため、一粒にあまりたくさん含まれているものより、小分けして食べられるものがいいでしょう。

子供にも摂取させても大丈夫?

そんなにストレスに効果があるのなら、最近イライラしがちな子供にも食べさせたいという人もいるでしょう。結論を先に言えば、摂取しても問題はありません。もともと体の中で自然に作られる成分であるため、それを補うために食品やサプリメントで摂取することは問題ないと言われています。

GABAに効果は、抗ストレス作用が良く知られていますが、他にもいろいろな効能があります。利尿作用を促進したり、腎臓の働きを活発にする効果もあります。またコレステロールの値を調整したりする働きもあるのです。

多くは生活習慣病が気になる成人に効果が高いと言われる働きですが、食生活の偏りは近年、低年齢化が進んでいます。脂っこいものが好きだったり、甘いものが大好きなお子さんがGABAを積極的に摂ることは、様々な効能を得られる可能性があるのです。

GABAの抗ストレス作用以外の効果

GABAについての効能は、先ほど少し述べましたが、ストレスに強いというだけではありません。他にもいろいろな作用があることが分かっているのです。血圧を下げる降圧作用も知られていることの一つです。GABAには腎臓の働きを助ける作用があります。

腎臓の働きがよくなると、血液上昇の原因となるナトリウムの排出がスムーズになるのです。さらにGABAは正常血圧の人には作用せず、高血圧の人に対してのみ作用するという特徴もあります。このことから、高血圧の人の治療にもGABAは注目されているのです。

他にも、中性脂肪を抑える効果も期待されています。GABAは腎臓だけでなく、多くの内臓に作用すると考えられています。GABAによって内臓の働きがよくなると、消費エネルギー量が増え、中性脂肪を減らすと言われているのです。

摂取してよい基準の量は?

GABAがいくら身体にいいからと、過剰に摂取することは問題です。過剰摂取することで、動機や息切れ、吐き気やけいれんといった副作用が起こる場合もあります。摂取する際は、一日に必要な摂取量を必ず守るよう心がけましょう。ではどれくらいの量を摂取することが望ましいのでしょうか。

健康であれば最低10~30mgは摂りたいところです。しかしストレスを多く感じている人は、これより多くの量を摂取する必要があります。人それぞれ、ストレスの感じ方は異なるので、その都度量を加減して摂取することが望ましいとされています。

ストレスを感じているなと感じる人は50mg程度、いつもと比べてイライラがひどく、ストレスを多く感じている人であれば、100mgを目安と考えるといいでしょう。

GABAを摂取したらどうなるの?

ではGABAを摂取した場合、身体にどのような変化が生まれているのでしょうか。人はリラックスしているときは、α波という脳波を出しています。GABAにはこのα波を増幅させる作用があると言われています。

つまり、ストレスによるイライラでα波があまり出ていないと感じた時に摂取することで、α波を増幅させリラックス効果をもたらすことになるのです。

また神経に直接作用する物質でもあります。GABAは、脳内で作られる攻撃物質を抑える、抑制系の神経伝達物質として知られています。攻撃性と抑制系の物質が脳内でバランスを保つことによって、イライラを和らげると言われているのです。

イライラを感じているときは、抑制系の神経伝達物質が足りていないときなので、経口で摂取することで、抑制系を増やしてあげる必要があるのです。

GABAを摂取した時としていない時のデータが知りたい

しかし文字でいくらGABAの効能を説明されても、いまいち納得できないという人もいるでしょう。GABAの実験データは数多くされており、その効果は実証済みです。そこで一部例を挙げてその例を紹介してみましょう。

GABAのリラックス効果を研究しているチームの実験データでは、次のような結果が出ています。リラックスしているかどうかはα波を調べればわかることなので、α波の出現量に注目したのです。

ただの水を摂取してもらった場合と、GABAを摂取してもらった場合との比較をしてみると、前者ではα波出現量が100%に対し、GABAを摂取した方は160%の出現量となりました。

神経伝達物質は100種類以上があると言われていますが、実際に確認されているのはまだ少ないのです。その中でもGABAはイライラを抑える働きに効果があると実証されているのです。